2025年2月14日(金)付

厳冬の絶景 大町ダムへ エネ博少年少女発明クラブ かんじきで「雪中ハイク」 

 大町市平の大町エネルギー博物館(上原達宏館長)で活動する、大町少年少女発明クラブは11日、恒例の「雪中ハイク」を実施した。クラブ員と保護者ら約20人が参加。博物館から高瀬川沿いの山林、大町ダムまでの雪道をかんじきを履いて散策。昼食は自作の携行缶ストーブで調理し、厳冬の時期ならではの絶景と野外活動を楽しんだ。
大町市高齢化率 初の40% 県内19市で2番目の高さ 介護予防・健康増進さらに

 大町市の高齢化率が初めて40%となった。県(総合政策課)がまとめた昨年10月の調査結果によると、県内19市のうち、飯山市の40・3%に次ぎ2番目に高い率となった。市役所民生部は「超高齢化社会に対応した事業をさらに展開していく必要がある」と受け止める。19市のうち最も低い高齢化率は松本市の28・8%だった。
 人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率。65歳以上人口の増加と少子化に伴う若年人口の減少などが要因の一つとされ、地方を中心に全国的な課題となっている。影響はさまざまな分野に及ぶといわれ、福祉面ではニーズ対応のサービス提供が難しくなり、経済面では労働人口の減少による地域経済の低迷などが挙がる。
オリンピックコース疾走 白馬南小 距離スキーでタイム計測

 白馬村の白馬南小学校は13日、白馬クロスカントリー競技場スノーハープで距離スキー大会を開催した。3年生以上はコースを周回してタイムを計測。1・2年生は林の中のコースを歩くツアーに行った。風雪吹き荒れる日となったが、児童たちはこの日のために練習してきた成果を発揮し、オリンピックでも使用されたコースを駆け抜けた。
技能五輪 社会人と競う 松本工業高3年 池田の小林さん健闘 

 昨年11月に愛知県常滑市愛知国際会議展示場で行われた、国内の青年技能者が技能レベルを競う第62回技能五輪全国大会の電子機器組み立て職種で、池田町中鵜鵜山の松本工業高校3年生で電子工学部の小林充輝さん(18)が県代表として出場し、高校生ながら健闘した。今年2月6日、町役場に表敬訪問し、出場を報告した。
スキー基礎技術 日本一連覇 大町のインストラクター・鈴木裕樹さん

  スキーのインストラクターを務める大町市大町宮田町の鈴木裕樹さん(43)は、白馬村の岩岳スキー場で1日と2日に開催された、スキー基礎技術の日本一を決める第5回全日本マスターズスキー技術選手権大会40〜49歳の部男子で2年連続優勝を果たした。
除雪作業中の落雪に注意 大町市 死亡事故受け呼び掛け 

 大町市内で11日に発生した屋根雪の落雪による死亡事故を受け、市役所危機管理課と建設課は13日、市緊急情報メールなどを通じて、落雪や除雪作業中の事故への注意を呼び掛けている。「今後は、気温の上昇や降雨などで雪崩や建物等屋根からの落雪に特別な注意が必要」と喚起している。
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