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2025年3月4日(火)付 |
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市独自の森林ビジョン策定へ 大町の林業関係者や住民 森を知る冊子が完成
大町市の林業関係者や住民でつくる「みんなの森と水のSDGs未来ビジョン」は、森林整備や林業振興の指針となる市独自の「森林ビジョン」策定を目指し、啓発用の冊子を製作した。地域ならではの豊かな森林資源をまちづくりにもつなげようと、森の働きや住民との関わりなどを紹介している。
冊子はA4サイズのフルカラー8nで、市内の公共施設などに置く。林業の専門家の視点に加え、広く市民の声を取り入れたビジョンを提言し、木工家や飲食・農業関係者ら住民がそれぞれ望む森の将来像などインタビュー記事も掲載している。市の「ひとが輝くまちづくり事業補助金」を活用し、700部を作成した。 |
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地元のスキー場で雪遊び 大町 平地区子ども会が冬季体験
大町市の平地区子ども会育成協議会は2日、地区内の小学生や保護者らを対象にしたレクリエーションを鹿島槍スキー場で開いた。参加者約70人が「ポケモンスノーアドベンチャー」で、人気のキャラクターと触れ合いながら、地元ならではの雪遊びを満喫した。
参加者は思い思いにゲレンデを巡り、そりやゲーム、キャラクターとの撮影スポットなど多彩なアクティビティを楽しんでいた。スノーチューブに乗って雪上を滑る子どもたちに、保護者が手を振りながらカメラを向けていた。 |
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初の「観光応援隊」募集事業 松川の協会 情報発信や催し協力に期待
松川村観光協会は、イベント協力や情報発信などで協会活動を補佐する「松川村観光応援隊」を募集する。ツアーのガイドやSNSを通じての情報発信など、協会とともに村の観光を盛り上げるボランティアを募る初の試み。募集は6日までの予定を月末まで延長。多くの登録を呼び掛けている。
応援隊は観光協会の事業補助や、観光の情報収集・発信を強化できる人材の発掘を目的とする。エコツアーガイド支援(ウオーキング事業でのガイド補助等)や観光スポット・お店情報など個人SNS等での発信、スズムシの飼育・繁殖などに協力する。報酬は無償。村内外を問わず18歳以上。
移住者が増える中でSNSなどを使っている人も多く、若者や村外から来た人の視点で松川の魅力を発信してもらいたいと募集を決めた。 |
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先代和尚に思いを馳せ 池田浄念寺 後藤志朗さんを偲ぶ会
昨年6月に逝去した池田町浄念寺の先代住職・後藤志朗さん(享年83歳)を偲ぶ会が1日、同寺院で開かれた。60人以上が来場し、音楽や語りを通して、芸術文化を愛し、ふるさとを愛した先代和尚に思いを馳せた。
本堂で開かれたコンサートには、同町の「五葉会」、松川村の「有明山語りの会」が出演。民謡や詩吟、追悼曲などを、朗読と唄、和楽器の演奏で披露した。
先代と縁の深い池田・松川の邦楽仲間らが、プロジェクトチームを立ち上げ主催した。企画した松川村の吉澤玄秀さん(79)は「地域の魅力を親から子へ、子から孫へ。志朗さんの思いを伝えていきたい」といい、今後の活動にも意欲を見せた。 |
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スマホの基本的な操作学ぶ 大町社公民館 初心者のための講座
大町市の社公民館が主催する「初心者のためのスマートフォン講座」が2月25日から始まった。一般社団法人塩尻市振興公社KADO大町テレワークセンターのスタッフを講師に、基本的な操作から学んでいる。
講座には、定員を上回る申し込みがあり、高齢者を中心としたスマホ初心者12人が参加した。「スマホは持っているけれどこれまでは電話ぐらいしか使えなかった。少しでも使いこなせるようになりたい」などの感想が聞かれた。 |
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伝統楽器 琴に親しむ 池田小 4年生32人が体験学習
池田町の池田小学校の4年生32人は2月20日、音楽の授業で、お琴の体験学習を行った。町の邦楽グループ「五葉会」の横澤はまさん(77)の指導で、日本の伝統楽器に親しんだ。
会から借りた14台の琴を用いた。譜面の読み方や指使い、爪の持ち方、音の出し方などの基礎を学んだ。練習用に音階が表示された琴を使い、ペアで音階を読み上げるなどして、協力し合った。子どもたちは真剣な表情で楽器に向き合い、「最初は難しかったけど、できるようになってよかった」などと感想を話した。 |
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