2025年10月30日(木)付

紅葉と光霊松寺で楽しんで 31日〜11月3日と7〜9日 秋の風物詩 ライトアップ

 秋の風物詩となっている大町市大町山田町の霊松寺の「霊松寺紅葉ライトアップ 光の幻想」が31日から始まる。28日夜は、点灯内覧会が現地で行われた。少しずつ色づき始めたモミジやイチョウの葉が色とりどりのライトに照らされて、光のグラデーションを楽しむことができる。ライトアップは31日〜11月3日と7〜9日の午後6〜9時。入場無料。
 市役所観光文化課によると、今年の紅葉の見頃は、例年より約2週間、昨年より1週間ほど遅れているという。11月に入ってからが見頃となりそうだ。
 今年は、山門がある境内に加え、境内入り口の池の庭もライトアップ。設置した約30個のライトはモミジやカエデ、オハツキイチョウなどを赤色や黄色、ピンクなどの光で照らし出し、昼間の紅葉とは違った楽しみ方ができる。
秋晴れ「三段紅葉」堪能 白馬岩岳

 雪化粧をまとう北アルプス、山腹には赤や黄に色付く木々が広がり、山麓は緑が濃く残っている―。秋晴れが広がった29日、山々の白と木々の色付き、緑が織りなす「三段紅葉」が見られた。白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートでは今しかない景色を見ようと多くの行楽客が訪れ、自然のグラデーションを堪能していた。
 27日から28日にかけて冷え込みが強まり、白馬岳をはじめとした白馬連峰が冠雪した。三段紅葉は昨年より10日ほど早く見られた。 岩岳では11月8日、三段紅葉の時期に合わせたナイトイベント「IWATAKE AUTUMN NIGHT」を開催する。
 岩岳リゾートの齋藤耕平さんは「きれいな色のグラデーションを楽しんでほしい。ナイトイベントでは普段は体験できない非日常を体感してもらえれば」と話している。
サツマイモ収穫「よいしょ」 小谷村保育園児 峯地区の畑で

 小谷村保育園の年長児と年中児が24日、峯地区にある畑でサツマイモ掘りをした。地域住民の協力を得て保育園で耕作している畑で行い、「よいしょよいしょ」と掘り進め、大小さまざまなサツマイモを収穫。顔よりも大きなものもあり「大きい」と楽しげな声を響かせた。
 長靴を履いて軍手をはめ、一生懸命土を掘った。「抜けない」と困っている子には「手伝ってあげる」と別の園児が声を掛けてあげ、協力してサツマイモをどんどん掘り、コンテナ2台とバケツいっぱいに収穫した。
長福寺大イチョウ 黄葉見頃 池田で11月1〜3日釈迦涅槃図公開も

 池田町会染滝沢の曹洞宗長福寺境内の大イチョウがグラデーションに色づき始め、まもなく黄葉のピークを迎える。11月1日から3日まで、期間限定の特別企画を用意し、来場者を迎える。
 お釈迦さまが入滅した時の様子を描いた釈迦涅槃図の公開を行う。江戸時代中期に作られた縦3b・横1.8bほどの大型涅槃図で、郡下最古最大のものとして、町の有形文化財に指定されている。 イチョウは推定樹齢約100年、高さ約30bの大木で、ライトアップも行う。座禅体験(不定期)やキッチンカーの出店もある。
災害時に配送や人員派遣 松川村 佐川急便と協定締結

 松川村は29日、宅配便大手の佐川急便株式会社と災害時における支援物資の受け入れや配送に関する協定を締結した。災害発生後の混乱期に人員を派遣し、避難所に届く物資を適正に振り分け、必要とする被災者に届けることで、避難生活の安定につなげる。同日、村役場で締結式が行われた。
 災害発生時に同社が村の支援物資受け入れ施設などへ人員を配置し、届いた食料や生活必需品などの物資の配送計画策定や配送の実施、被災者の物資ニーズの収集などを行う。普段の配送業務やこれまでの各地の災害での支援経験を生かす。必要に応じて同社の配送網の倉庫なども活用する。
パチンコ店で強盗対応訓練 大町署や関係各所 犯人役に対処 店員が確認

 大町署などは29日、大町市大町旭町のパチンコ店「マルイ大町店」で強盗対応訓練を行った。犯人役の警察官に店員が対処する実践的な訓練で、緊急時の手順などを確認した。
 訓練には同署や大北防犯協会連合会、大北遊技場組合から16人が参加。犯人が客のバッグを置き引きし、店員を振りほどいて逃走する想定で行われた。店員は警察署に事件の発生や犯人の特徴、逃走した方角などを通報し、駆けつけた警察官に状況などを説明していた。
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