2026年5月15日(金)付

災害時ドローン活用へ協定 大町市とアソラボ 物資輸送・救助者捜索に

 大町市は14日、ドローンによる空撮や測量などを手掛ける「ASOLAB.(アソラボ)」(松本市)と災害発生時の支援活動に関する協定を結んだ。上空からの要救助者の捜索や支援物資の輸送など、無人航空機ならではの強みを生かした防災力の強化を目指す。
 協定はドローンのパイロット育成など大町市の事業に携わるアソラボが、保有する機体を災害時の人命救助活動などに役立てようと提案。締結によって、ドローンの飛行が規制される大規模災害発生時でも、同社が市の要請に基づき支援活動に協力できるという。
 市運動公園で開かれた調印式では、孤立集落への物資の運搬や要救助者の捜索を想定したドローンのデモンストレーションが行われた。
育苗の管理と苦労聞く 松川小5年生 農家が協力米作り体験

 松川村の松川小学校5年生65人は、米づくりの学習をスタートしている。13日、米農家の育苗ハウスを見学し、米作りの苦労に触れた。
 村営農支援センターの企画推進員・栗林浩さんが、苗作りから田植えまでの一連の作業について説明した。苗がかかりやすい病気や病害虫防除、農家が神経を使うという水やりや温度の管理などについて話し、「(米作りの)成功の80パーセントは苗作り」と育苗の大切さを伝えた。
 黒岩正利さんが管理するコシヒカリの苗床を見学した。知識として学んだことを熱心にメモした。間近に苗を観察した児童らは「病気がいっぱいあって大変だと思った」などと感想を話した。
男爵ジャガイモ大きく育て 小谷小1年生 10`植え付け夏収穫へ

 小谷村の小谷小学校1年生17人は12日、複合拠点施設「おたりつぐら」近くにある畑で、ジャガイモの植え付け作業に取り組んだ。 県農村生活マイスターを講師に、保護者も手伝い男爵の種イモ10`を植えた。「大きくなるように」と心を込め、丁寧に種イモを置き土を被せてた。
 長靴を履いて軍手をはめた子どもたちが気合を入れて作業に取り掛かった。等間隔に種イモを並べ、そこに移植ごてで穴を掘ってから置いて土を被せた。手分けして進め、あっという間に作業が終了。余った時間は施設の近くで走り回って遊んでいた。
夏野菜育て収穫・調理 池田「チャレンジ塾」畑づくりと交流

 池田町の小学4年生から中学2年生を対象にした新池田学問所「ふるさとチャレンジ塾」(町公民館・町社会福祉協議会主催)の本年度の第1回が9日、町交流センターかえでを拠点に開かれた。小中学生19人が参加し、畑づくりを体験した。
 かえで西側の畑を管理する前センター長で町振興課長の下條浩久さんが、畑の先生≠務めた。トウモロコシの定植やニンジンの種まき、ジャガイモの間引きなど、複数の作業を行った。
 リピーターの上級生や中学生などが目配り気配りしながら積極的に関わった。「おいしくなーれ」と念じたり、「ありがとう」などと声を掛け合いながら作業に精を出した。
外来植物駆除 生態系守れ 白馬 中学生発案 高校生と協力し作業

 白馬村の白馬中学校SDGsサークルと白馬高校の生徒が13日、白馬高の中庭で外来植物「ハルザキヤマガラシ」の駆除作業を行った。元々ある生態系を外来種から守ろうと中学生が発案し、探究学習で中庭の整備に取り組んでいる高校生や生徒有志が協力して実施。中学生5人と高校生11人、保護者らが参加して45gのごみ袋いっぱいに9袋分のハルザキヤマガラシを抜き、環境整備に汗を流した。
 ハルザキヤマガラシはアブラナ科の植物でナノハナに似た黄色い花を咲かせる。外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
水田で神事 秋の豊作願う 大町 仁科神社で「御田植祭」

 大町市平の仁科神社(羽田浩一宮司)は10日、伝統の神事「御田植祭」を行った。毎年米作りを行っている氏子総代会長の松澤啓さんの水田で、羽田宮司による古式ゆかしい神事が行われ、白装束に身を包んだ羽田宮司が田に入り、稲の苗を一株ずつ丁寧に手植えした。
 神事には松澤さんや氏子総代らが参列。羽田宮司が「手肱に水泡掻垂り、向股に泥掻寄せて」という、田植えのしぐさを表現した古い言葉が盛り込まれた祝詞を厳かに読み上げた。全員で仁科神社に向かって拝礼し、その後、神社でくんだ「真清水」を水田に注いで清め、今年の豊作を願った。
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