2007年5月3日(木)付

サクラ危機 テングス病拡大 大町市内「早めの対策を」

 大町市文化財保護審議委員の宮田渡さん(農学博士)は、市内のサクラのテングス病感染状況を調査した結果、感染木が増加し、サクラ並木全体が罹(り)病している場所があるなど、被害拡大が懸念されていることから、早めの対策を訴えている。
 宮田さんによると、大町市内のサクラは、大北地方の他町村に比べて感染している木の割合が多く、文化財や市の管理する公共施設が特にひどいという。
佐々成政伝説の地で祭り 小谷西方堂 遺徳しのび住民交流

 小谷村来馬地区の西方堂でこのほど、戦国武将の富山城主・佐々成政にちなんだ祭りが開かれた。ことしは富山出身の佐々成政研究家、作家の遠藤和子さん(82)が約30年ぶりに同地を訪れ、門徒である6戸の地域住民と遺徳をしのびながら交流した。
GW安全運転呼びかけ 白馬村で春の啓発人波作戦

 白馬村交通安全教会(相沢功会長)は2日、県の春の交通安全啓発事業に併せ、人波作戦を国道148号線のJR白馬駅前で行い、交通安全を呼びかけた。
村交通安全協会、大町署白馬村交番、県などから約50人が、のぼり旗やプラカードを道端で掲げ、シートベルトの着用や飲酒運転の防止、スピード抑制やライト点灯などを通勤時のドライバーにアピールした。
池田少年野球が開幕

 池田町少年野球連盟(三澤孝文会長)の今年度開幕式が29日、池田小学校グランドで開かれた。純白のユニフォームに身を包んだ選手38人が大きく手を振りながら元気良く行進し、全力プレーを誓った。
安曇少年サッカー熱戦

第25回安曇少年サッカーリーグ(同リーグ連合会主催)の開幕式は30日、大町市運動公園サッカー場に、大北安曇野地域などから18団体約40チーム、約600人が参加して開いた。
ホタル乱舞願い清掃 明科高ボラ部前川で

 安曇野市明科の明科高校ボランティア活動部(上條雅恵部長・部員10人)は30日、近年、ホタルが見られるようになってきた犀川沿いを流れる前川周辺で清掃活動を行った。部員たちは、ホタル乱舞に願いを込めながらごみ拾いに汗を流した。
 部員たちは、ゴミ袋を手に川沿いに集まり、たばこの吸い殻やビンなどを拾い歩いた。水中のごみは、友人たちにに手を支えられながら身を乗り出し、くま出などですくい上げた。
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