2007年5月11日(金)付

完成祝いしゅん工式 白馬のしろうま保育園

 白馬村は10日、北部・中部の旧両保育園を統合した、しろうま保育園のしゅん工式を開いた。
園は鉄骨造り平屋で、延べ床面積1756平方b。明るい室内に集成材や木材を用いた温かみのある内装で、旧園にはなかった広く高い天井の遊戯室やフリースペースなどを備える。
大町市議会 副議長に勝野氏

 大町市議会(定数20)は9日の臨時会で、副議長に勝野明氏(68)=無・A・農業・切久保=を選出した。
任期は申し合わせで2年。

着雪防止スプレー完成 小谷商工会 画期的な1液式

 小谷村商工会が製品化に向けて取り組んできた着雪防止スプレー「スノーノーベル」はこのほど、画期的な1液式スプレー商品として完成した。今後の販売事業の受け皿となる団体づくりを目指し、会員向けの説明会を30、31日に開く。
スプレーは、スコップや重機などの雪に触れる金属面にアクリルとシリコンの強固な樹脂膜をつくり、雪離れを良くする商品。除雪時のみでなく、農機具などに土がつきにくくなるなどの応用もできる。
「井戸端かいぎ」誌上で 安曇野市のNPOが創刊

NPO法人安曇野まちづくり役場(内川美徳理事長)は『安曇野井戸端かいぎ通信』を創刊した。
全国初の誌上いどばた会議の雑誌で、安曇野の暮らしや歴史、文化、自然環境、市への提言・主張、将来への困りごと相談などを掲載して季刊で発行していく計画。安曇野市のまちづくりにも役立てるため読者や協力者を求めている。
甘い香りカモミール 池田夢農場 来週見ごろ

 池田町陸郷にある夢農場(水野多岐子代表)のジャーマンカモミールが開花を始めている。暖かい陽気に誘われ白いかれんな花が次々と開き、周囲に甘い香りを漂わせている。6月中旬まで無料摘み取り体験を行っている。
 来週には見ごろを迎えると見られ、同農場斜面約4000平方bが白い花で埋め尽くされる。
救助技術の腕競う 北ア広域消防が大会

 北アルプス広域消防本部(滝沢光雄消防長、署員88人)は10日、「第3回北アルプス広域消防救助技術展示会」を大町消防署で開いた。高度な技術や的確な判断力習得を目的に年1回開催。署員12人が参加し、災害現場を想定した4種目の競技で、日ごろ培った腕前を競った。
地上12b余に張られたロープを往復したり、高さ15bの塔を一気に登る競技など、個人、団体ごとに競技が行われた。このうち、4人一組で20b先の塔から救助者を救出する「ロープブリッジ救出」競技では、署員が互いに声を掛け合いながら、チームワークを披露。緊張感漂う中で、標準タイムの75秒を目指していた。
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