2007年5月13日(日)付

ツバメ守るシール配布 白馬の斉藤さん 「巣撤去見直して」

 日本野鳥の会長野支部会員の斉藤悦子さんは、ツバメが巣を作っている家を訪れて「ツバメシール」を配布しながら「大事に守ってください」と呼びかけている。
斉藤さんは「ツバメが巣を作っても『フンがきたない』と、巣を撤去して作らせないようにする住宅が増えており、それを見直してもらうのがねらい」と話す。
田植えから実感「米作り」 北ア映る水田で体験

水がぬるむ季節となり大北、安曇地方は水鏡の豊かな田園風景が広がっている。全国のファミリーマート社員と家族が池田町会染、イオンチアーズクラブ穂高あづみっこが大町市常盤泉で12日、田植え体験をして稲が育って食糧米や酒米になるまでを学んだ。全国のファミリーマート社員とその家族約50人は池田町会染の北アルプスのふもとに広がる水田で田植え体験をした。商社を通じて同社店舗に並ぶご飯となる米の育つ過程を実際の作業のなかから知るために4年前から行われている。
郷土の史跡に触れる 大町山博友の会 自然観察会

 市立大町山岳博物館友の会は12日、大町市平の猿ケ城周辺を巡る自然観察会を開いた。市内外から17人が参加して、倉科和夫前館長や地元住民による説明を聞きながら、郷土に残る史跡に触れた。
木崎湖畔を観察後、西海ノ口集落から山道を登った。山の中腹にある猿ケ城風穴では、風穴調査委員会の猪又毅さんから、明治時代に蚕種の保存に用いられた過去や、復元経過などの説明を受けた。
自然の中で創作活動 大町市 主婦の会 初イベント

 大町市文化会館北の文化公園で12日、「風と遊ぼう・こいのぼり広場」と題したイベントが開かれた。市内の主婦ら4人でつくる「みとろぐるーぷ」が、子どもたちに野外で創作活動に親しんでもらおうと初めて企画。晴天に恵まれた会場には多くの親子連れが訪れ、巨大こいのぼりや紙ヒコーキ作りなどを楽しんだ。
黒いゴミ袋をつなぎ合わせた5b余の熱気球や2b余の白い布製のこいのぼりへの色付け、手づくり紙ヒコーキや風車など、身近な材料を利用した創作活動コーナーが会場に設けられた。大小さまざまな手づくりこいのぼりも会場に飾られ、子どもたちも歓声を上げていた。
余剰苗持ち寄り交換市 安曇野市

 JAあづみ女性部の40、50代の部員でつくる、みつば会(松田由美子会長)主催「苗の交換市」は12日、安曇野市堀金のJAファームみどりの店駐車場で行われた。JA各支所ごとや有志などが軽トラックで持ち寄った野菜や花の苗を販売し、JA営農指導員による育て方指導やオクラの苗プレゼントも行われた。
仮校舎旧南小に引っ越し 小谷中老朽化に伴う改修で

 小谷村の小谷中学校(清水祥夫校長、生徒78人)は12日、同校の改修工事に伴い、仮校舎となる旧南小谷小学校への引っ越し作業を行った。全校生徒、PTA、教職員や村関係者が、廃校以来1年ぶりに開けられた校内で、備品の搬入や清掃作業に汗を流した。
 生徒が使う机やいす、体育用品や図書館の本などの備品はすべて中学校から搬入され、生徒が以前と変わりなく授業を続けられる学習環境を整えた。
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