2007年5月17日(木)付

派遣要請に技術習得 果樹栽培アシスタント開講

 北アルプス広域シルバー人材センターは15日から、リンゴ生産農家からの受注に対応するため、「果樹栽培アシスタント講習会」(全5回)を開講した。今年度のシニアワークプログラム事業の一環で、ことし初めて、1年間通して開き同じ受講者が摘花から玉まわし、冬期の剪(せん)定まで一通りの作業を体験できるようにした。
リンゴの摘花(果)や葉摘みなど、人手のいる仕事が同じ時期に集中することから、技術の習得者を増やして農家の派遣要請に応えられるようにするねらい。一般市民も含め会員ら25人が受講した。
鳥獣保護区再指定へ 白馬村姫川源流 期間満了で公聴会


 北安曇地方事務所林務課は15日、白馬村佐野の姫川源流鳥獣保護区特別保護地区の期間満了による再指定についての公聴会を村役場で開いた。意見を聴取した関係者は全員が指定計画に賛成し、県環境審議会などを経て再指定される見通し。
 同地区は姫川源流鳥獣保護区21f内の県自然環境保全地区に指定された約15fで、ニュウナイスズメやイワナ、ヒメギフチョウなどの貴重な動植物が生息するとされ、昭和63年に指定された。期間は10年ごとで、同地区の再指定は2回目。10月末に今回の指定期間が切れる。
手遊び 誕生日祝い交流 大町はなのき保とお年寄り

 大町市高見町のはなのき保育園(丸山恵子園長、園児102人)と同市老人保健施設虹の家は15日、5月のふれあいレクリエーションを開き、年長児34人と同施設の利用者約50人が交流した。
 ミニゲームでは、お年寄りたちが作った小さなこいのぼりを子どもたちに渡してビニールのひもに飾るリレーをしたり、「あくしゅでこんにちは」の歌に合わせて手遊びを楽しんだ。お年寄りたちが握った手をなかなか離さず涙ぐむ姿も見られた。
安曇野潤す水に感謝 三川合流地点でお水迎え

 安曇野市観光協会(黒岩千展会長)は16日、安曇野を潤す水に感謝する恒例行事「お水迎え」を同市内明科御宝田の穂高、高瀬、梓川の三川合流地点で開いた。関係者ら約30人が出席し、穂高神社に供える水をくみ上げる、お水迎え神事を行い五穀豊穣を願った。
手作りだんごで春味わう 白馬幼稚園お花見まつり

 白馬村の信学会白馬幼稚園(大井恵里子園長、園児102人)は16日、自分たちで摘んだヨモギで春の味覚を味わう「お花見まつり」を行った。
 園児はたて割り班に分かれ、ヨモギをゆでて刻んだものに粉を混ぜた生地を手のひらにのせ、小さく丸めるだんご作りを体験。年長組の子どもたちが初めてだんご作りを体験する友だちに手順を教えながら、一口大の大きさに生地を丸め、協力し合ってだんごを完成させた。
町の魅力1冊に 池田ウオーキングマップ完成

 池田町のウオーキング・トレッキングコースなどを紹介する「池田ウオーキングマップ」が完成した。コースから眺める風景や旧跡などの写真を織り交ぜながら町の魅力を発信している。地図上で紹介する範囲を、大町市から安曇野市までと広域的マップに仕上げた。6日から一般配布が始まった。
 マップでは、美しい日本の歩きたくなるみち500選に選ばれた安曇野北アルプス展望のみちなど、町内にある6つのコースを紹介。各コースの距離や所要時間、見どころも記している。
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