2007年５月22日付

2007年５月22日(火）付

雪中で熟成　まろやか地酒　大町の酒造会社掘り出し作業

　大町市の酒造会社・薄井商店（薄井朋介社長）は21日、2月に雪中へ埋めた日本酒の原酒約4500本（1.8㍑換算）の掘り出し作業を同市内のグラウンドで行った。大北地域の寒さを利用した酒造りとして12年目を迎える試みで、掘り出した酒は来月8日から店頭に並ぶ。

上原良司の思想後世に　生誕地で平和願う集い

　太平洋戦争末期に自由主義を標ぼうした池田町生まれの特攻隊員・上原良司の思想を後世に伝えようと活動する有志でつくる上原良司の碑を守る会（師岡昭二代表）は20日、池田クラフトパーク創造館できけわだつみの声愛のメッセージを伝える集いを開いた。約50人が参加して若くして亡くなった良司をしのんだ。

長寿祝い花と赤飯贈る　白馬町婦人会が各戸訪問

　白馬村の白馬町婦人会（杉山佐千子会長）は20日、長年にわたって地域発展に貢献したお年寄りの長寿を祝い、地域の75歳以上のお年寄り宅を訪問して鉢植えの花と紫米の赤飯を届けた。
　会員たちは、サルビアやインパチェンス、ミニケイトウなどの寄せ植えと赤飯を手に、地域に暮らす約80軒、92人のお年寄り宅を訪れ、「いつまでもお元気で長生きしてください」と一人ひとりにねぎらいの言葉をかけながら笑顔で手渡した。お年寄りたちは笑顔で受け取り、会員たちと世間話を楽しむなど交流を深めていた。

安曇野に｢早春賦｣響く　音楽祭本ステージ盛大に

　早春賦音楽祭実行委員会、早春賦愛唱会主催の第22回安曇野早春賦音楽祭本ステージは20日、同市穂高の穂高会館講堂で開かれた。春の訪れを待つ安曇野を歌った名歌「早春賦」を約８００人の参加者全員で歌い上げた。
　音楽祭は音楽を愛する人たちが早春賦の心を追体験して美しい安曇野の地域文化に役立てることを目的に開いている。会場には早春賦作詞者の吉丸一昌氏の親族の姿も見られた。

五月晴れさわやかプレー安曇野市で県マレット大会

　日本マレットゴルフ協会主催の長野県マレットゴルフ穂高大会は21日、安曇野市穂高の権現宮マレットゴルフ場（36ホール・パー１４４）で開かれた。県内各地から約２００人が参加して晴天の林間コースで心地よいスティック音を響かせた。

今季健闘誓い開幕　松川村ナイターソフト

　松川村ナイターソフトボール連盟（井上直昭会長）の第32回大会開幕式は20日、同村川西グラウンドで開かれた。16チーム約１５０人が参加して今シーズンの健闘を誓い合った。
松川少年野球愛好会の子どもたちのプラカードを先頭にした入場行進のあと、井上会長は「松川村ソフトボールも第32回の開幕を迎えることができました。地域の和を持って、仲良くやっていただきたいと思います」とあいさつした。平林明人村長や宮沢敏文県議も祝辞を寄せた。

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