2007年8月1日(水)付

野宿体験でリーダー育成 大町地区子ども会が研修

 大町市の大町地区子ども会育成協議会(柳澤英幸会長)のリーダー研修会「森の忍者キャンプ」は7月30日から2泊3日の日程で、同市平の千年の森自然学校で行われている。
 小学5、6年生9人が参加し、みんなで課題を解決しながらやりがいのある楽しさを味わうねらい。電気やガス、水道のない山の中で自分たちでまきを集め、涌き水をくみ、マッチやライターを使わずに火を起こす生活を体験する。
安曇野ハイシニア全国へ 大町穂高合同チーム 県ソフト初V

 大町市と安曇野市の65歳以上のソフトボール愛好者で編成する「安曇野ハイシニア」チーム(船坂好秀監督)は、このほど開いた第2回全日本ハイシニアソフトボール選手権県大会で初優勝し、10月26日から熊本県で開催される全国大会に出場する。
 大町市の大町ソフトクラブと、安曇野市の穂高グランパスがともに選手不足のため、昨年合同チームを結成した。昨年は北信越大会で優勝している。全国大会に向けて「ベスト8を目標に、波に乗れば優勝も」と抱負を話している。
「煙から逃げろ」 大町 しらかば保で訓練

 大町市平のしらかば保育園(中村祐子園長、園児71人)は30日、同園舎で避難訓練を行い、北アルプス広域大町消防署の署員から避難の仕方について学び、実際に煙の中を歩く体験をした。
 子育て支援室ひよこの部屋を使い、「スモークマシン」で人体に害のない液体を気化した煙を室内に充満させ、火災の発生を想定して、実施した。
松川の多目的文化施設 秋着工へ 設計報告会

 松川村役場南側に建設する多目的文化施設の設計報告会が30日夜、村役場で開かれた。村民が主体となり2年以上の歳月をかけ施設概要について話し合われてきたワークショップでの意見を最大限に取り入れた、最終設計となる実施設計の内容が示された。ことし秋着工、来年度中の完成を目指す。
地元そばで活性化 小谷土倉 有志組合が祭り

 小谷村の土倉地区有志でつくる「コルチナそば組合」(松本常夫代表)は同村池の田グリーンスポーツ管理棟で8月26日までの日程でそば祭りを開き、県内外から訪れた多くの観光客などでにぎわっている。
 夏の観光活性化につなげようと始められた取り組みで、ことしで5年目。同組合の会員が育てた地元産のそば粉を使い、冷たいわき水で打った手打ちそばをはじめ、地場産の夏野菜で作った漬物を無料で食べられるサービスを提供するなど、毎年メニューに工夫を加えて訪れる人を歓迎している。
風景を立体アートに 松川ちひろ美サマースクール

 松川村から眺める景色を立体的に表現する安曇野アートラインサマースクール「チョキチョキ、ペッタンただいま安曇野はりかえ中」(武蔵野美術大学芸術文化学科・安曇野ちひろ美術館主催)が28、29の両日、同館などで開かれた。約40人の子どもたちが参加し、丹念に風景観察をし、風景立体アートを完成させた=写真。
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