2007年8月2日(木)付

大北の下落幅拡大 国税庁が路線価公表

 国税庁は1日、相続税や贈与税の評価基準となる平成19年の路線価を発表した。大町税務署管内の最高路線価は、県道信濃大町停車場線のJR信濃大町駅付近で1平方b当たり3万2000円となり、前年に比べ3000円(8・6%)下落した。
涼風感じて 夏期大開講 信濃木崎

 財団法人信濃通俗大学が開く信濃木崎夏期大学は1日から9日までの日程で、大町市平木崎湖畔の信濃公堂で始まった。
 開講日の1日は夏空がひろがり、涼風が吹きぬける会場には大北地方をはじめ、長野市、木曽町、東京町田市など県内外から約250人が訪れ、東大大学院情報学環教授・田中明氏の講義「日本人の国際政治観−19世紀と21世紀−」に聞き入った。
チビッコ1日駅長大忙し 大町市 扇沢駅トロバースデー

 関西電力黒四管理事務所(村上正育所長)は1日、市内小学生4人を招いた「チビッコ一日駅長」を扇沢駅などで開催した。8月1日のトロリーバス運行開始日を記念した「トロバースデー」イベントの一環。子どもたちは少し緊張した表情ながらも、きびきびと駅長の仕事に励んでいた。
北ア山ろくも梅雨明け 平年より12日遅れ

 気象庁は1日午前、関東甲信地方が梅雨明けしたと見られる−と発表した。昨年に比べ2日遅く、平年に比べると12日も遅い梅雨明けとなった。
 北アルプス山ろくも同日朝から青空が広がり、夏の日ざしが降りそそいだ。大町市郊外の鹿島槍黒沢高原からは、雪渓に白い雪が残る北アルプス爺ケ岳や鹿島槍ケ岳、五竜岳などが青空にくっきりと浮かび、夏到来を感じさせていた=写真。
 梅雨明けはしたものの、台風5号が北上しており、3日以降は荒天となる可能性もあるという。
砂防施設の役割実感 姫川流域で開放講座

 国土交通省松本砂防事務所(植野利康所長)は31日、地域の砂防施設を見学する開放講座「アルプス紀行」第10期の第2回を小谷村、白馬村、糸魚川市で開いた。北アルプスの中でも特に崩壊が著しい姫川流域で、災害や砂防施設の役割を現地で実感した。
夏休み 粘土細工肌で体感 安曇野市 碌山美術館が講座

 安曇野市穂高、碌山美術館の第10回夏休み美術講座「ねんどに親しむテラコッタ(素焼き)つくり」は1日から3日まで、碌山公園内研修室で開かれている。幼児から一般までが粘土細工に取り組み、物づくりの楽しさに触れている。
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