2007年8月3日(金)付

食生態学と多彩ぶり紹介 大町市平西丸記念館仮オープン

 大町市平稲尾に1日、「食生態学」の確立者で、探検家や作家として活躍する西丸震哉氏の記念館が仮オープンした。父親の代から親交のある元短大教授の杉原保幸さんが、自宅の建設と並行して3年がかりで実現。現在は18日までの期間限定だが、来年春には本格オープンの予定だ。
玄関口≠ノ涼しげ風鈴 JR大町駅

 大町市のJR信濃大町駅(大峽和志駅長)はこのほど、駅舎の待合室に風鈴を飾りつけ、また大町幼稚園児が短冊を結んだ七夕飾りも設置し、乗降する利用者らに涼しさを提供している=写真。
 アサガオの花やスイカなどデザインした「あづみ野風鈴」は、約40個を天井からつるした。風が通り抜けると一斉に涼しげな音を響かせ、風鈴を見上げたり写真に収める観光客もいた。
森の恵み 白馬で実感 みどりの少年団大北交流集会

 みどりの少年団大北地区交流集会は2日、白馬村のスノーハープで開いた。大北8少年団の団員約160人が森林学習を通し、自然の恵みを実感し交流を深めた。
 菅平で自然学習に取り組むNPO法人、やまぼうし自然学校のインストラクターが指導にあたった。
 同校の毛受俊郎代表は「森にはいろんな生き物がいるのを、自分の力で探して気づいてほしい。きょうを機会に、いろんな恵みをくれる、森の応援団になってもらいたい」と呼びかけた。
一流奏者 白馬に集う 国際音楽祭が開幕

 世界各地で活躍する奏者による室内楽の集い「白馬国際音楽祭」が1日から4日間の日程で白馬村のラフォーレ美術館で開幕した。
 京都出身の声楽家、川道博子・リュイエさんのソプラノをはじめ、バイオリン、ビオラ、チェロ、フルート、ピアノの5人の演奏家が管弦楽の独奏や数人の奏者による多重奏を披露している。初日は村内外から訪れた130人余りの音楽愛好家が、演奏家の奏でるバッハやモーツアルトなどクラシックの美しい調べと、川道さんの洗練された歌声に酔いしれた。
鉄道写真で魅力再発見 小谷 県内外の有志企画展

 小谷村のJR大糸線南小谷以北の非電化区間を走るディーゼル車両を写した写真展「信州・小谷村を走る気動車たち」は31日まで、小谷村役場で開いている。
 小谷の四季折々の風景の中を走る、旧国鉄色に塗られたディーゼル車両・キハ52の姿をとらえた約40点の写真や、24枚の写真を1枚の大パネルにまとめた作品などが展示され、車両の色を模した札にコメントが添えられている。
木彫りの鳥生き生き 穂高 ギャラリー有遊で作品展

 山梨県北杜市武川、野鳥彫刻家・清水正廣さんのバードカービング(木彫の鳥)作品展は2日から31日まで安曇野市穂高有明、ギャラリー有遊で開かれている。生き生きとした木彫の鳥や鉛筆によるスケッチ、写真、鳥の羽根など約70点が展示されている。
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