2007年８月５日付

2007年８月５日(日)付

大町に〝熱い〟夏到来　やまびこまつり盛大に

　大町市の夏を彩る「第29回大町やまびこまつり」（同実行委主催）が４日、商店街本通り沿いで開かれた。歩行者天国となった通りには多くの市民が訪れ、夏の到来を告げる恒例の祭りを満喫していた。
　午後３時過ぎに歩行者天国となり、祭りがスタート。市内４小学校の児童による鼓笛隊が華やかに通りを行進すると、あたりは祭りムード一色に。商工会館前の本部ステージには、大町流鏑馬（やぶさめ）太鼓や源流美麻太鼓、八坂青竜太鼓が出演し、熱気あふれる演奏で祭りを盛り上げた。

前夜祭もにぎわう　浴衣姿　涼しげ

　やまびこまつりの前夜祭「第９回大町ゆかたまつり」（同実行委主催）は３日、商店街本通り沿いで開かれた。夕暮れ時の街には、涼しげな浴衣姿の人々があふれ、商店街が企画した多彩な催しを楽しんでいた。
　午後５時の開始とともに、街には子どもから大人まで、浴衣姿の人が次々と訪れた。通り沿い約２㌔区間には、商店街振興組合や地元団体によるカキ氷や焼き鳥などの出店が設けられ、威勢よい掛け声が街中にこだましていた。

全国頂点目指し熱戦　大町で小学生サッカー大会

　第31回全国選抜サッカー大町大会（市体育協会、市サッカー協会主催）小学生の部が４日から、大町市運動公園サッカー場などで始まった。初出場３チームを含む、大阪や愛知など県外12チームと県内12チームが参加し、頂点目指して熱戦を繰り広げた。５日には決勝トーナメントが行われる。県外チームも数多く参加しており、元日本代表の三浦知良選手をはじめ、プロで活躍する現役選手も輩出している。

そば打ち名人白馬に集う　全日本大会で技披露

　アマチュアそば打ち名人が技量を競う「第12回全日本素人そば打ち名人大会・長野県予選会」と「第２回信州そば打ち団体大会」が４と５の両日開かれ、全国から延べ70人余の腕自慢が参加して、白馬村五竜エスカルプラザで日ごろの技術を披露しあいながら交流している。
　初日は団体大会が行われ、４人以上でチームを作り、水回し・こね・のばし・切りの４つの工程を交代しながらそばを打ち、完成度を競った。

〝ゆりの園〟で祭り　白馬岩岳　甘い香りと音楽広がる

　白馬村の白馬岩岳スキー場内にある「白馬いわたけゆりの園」で４日、ユリの園祭りが開かれ、県内外から訪れた観光客らが多くの催しを楽しんだ。
　園内の約５㌶のゲレンデの斜面には50種類、50万株のユリが植えられ、今が最盛期。赤や黄色の色あざやかなユリの花がほぼ満開となり、甘い香りを漂わせている。

台湾で〝観光大使〟激励　松川響岳太鼓に　はし託す

　台湾での国際文化交流行事に日本代表として参加する松川村の信濃国松川響岳太鼓（平林重宏会長）子供会の遠征前の最終練習の３日、地元選出の宮澤敏文県議会副議長が激励に訪れ、県の観光大使として信州の魅力を世界に発信してほしいと言葉を送った。
　同会は遠征が決まり、県観光部から大使に任命された。県からは、英語、中国語、韓国語のパンフレットと、木曽ヒノキを用いたはし「かけはし」３００膳が託された。

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