2007年９月２日付

2007年９月２日(日)付

防災の日　地震備え訓練　大町市　医療チームと連携救出

　「防災の日」の１日、大町市と白馬村で大規模災害を想定した地震総合防災訓練が行われた。各地で災害が相次ぐ中、関係機関や各団体、地域住民が協力し、いざというときに被害を最小限にとどめるための防災対応を確かめた。

祭りで親子楽しく　大町　昔おもちゃ作り挑戦

第28回大町こどもまつりは１日、大町市のサン・アルプス大町で開き、大勢の幼児や小学生の親子連れが参加し、楽しいひとときを過ごした。
　同まつり実行委員会（丸山正美実行委員長）の主催で、子どもたちに昔ながらのおもちゃの作り方や遊びの体験を通して、青少年の健全育成を図るねらい。今年から大町地区社会福祉協議会が参加し、３世代交流などのイベントに協力した。

平和願い慰霊神事　松川神社で秋季大祭

　松川村の松川神社で１日、祭られている太平洋戦争の村内戦没者１５５柱と消防公務による殉職者を弔う秋季大祭が開かれた。遺族や村関係者ら約30人が出席し、黙とうや玉串奉てんなどの神事で英霊を慰めた。

白馬高2年生　唐松岳へ　日帰り登山　思い出づくり

　白馬村の県立白馬高校の２年生は31日、北アルプス唐松岳に日帰りで登山した。２年連続で中止になった登山行事に代わり、白馬村の高校ならではの思い出づくりにいそしんだ。
　今年度の登山は、７月26日に白馬岳などを予定し、万全の準備を整えていたが、当日は強い降雨が続き、安全面から中止が決まった。２年生は昨年の登山に続いての中止となり、来年度は受験などのため実施が困難なことから、最後のチャンスとして日帰り登山を計画した。

渋田見5年連続優勝　池田ママさんバレー閉会

　第18回池田町ママさんバレーボールリーグ戦大会の閉会式が31日、町総合体育館で開かれた。町内10チームによる総当たり戦を、圧倒的な強さで全勝した渋田見チームが５年連続で優勝杯を手にした。
　「楽しくプレーしよう」をチームの合言葉に試合に挑んだ渋田見チーム。楽しみながらも、チームプレーを徹底。落としたセットは１セットのみと、他を寄せ付けぬプレーで大会を制した。

植栽で環境問題意識　南農高植物研　国営公園で

　安曇野市豊科の南安曇農業高校植物バイオテクノロジー研究部は１日、バイオテクノロジー技術により増殖した野生植物ショウジョウバカマの植栽を、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で行った。同研究部の取り組みを知ってもらうことで環境問題に関心を持ってもらおうと、今回初めて来園者にも参加を呼びかけて実施した。

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