2007年9月4日(火)付

空き家確認 活用模索 大町市中間報告「237戸」

 大町市が今年度から始めた移住促進事業で3日までに、市内空き家の中間報告がまとまった。八坂を除く旧大町市と美麻で237戸と、全世帯数1万1826戸の約2%、50戸に1戸が空き家と見られる状況となった。未調査の4自治会を加えるとさらに数が増えると予想されており、市では今後、詳細な調査で居住可能な空き家を絞り込み、人口増へ有効活用する考えだ。
幻想的 花灯ろう 小谷 深原字宮諏訪神社で例祭

 小谷村深原の字宮諏訪神社の例祭は1、2の両日開かれ、1日の宵祭りでは伝統行事の「花灯ろう」が幻想的な明かりをともしながら神社に向け練り歩き、祭りの雰囲気を盛り上げた。

 集落での獅子舞の披露の後、12本の灯ろうを若連衆が担ぎ、おはやしの笛と太鼓とともに集落から神社までの道のりを練り歩いた。神社では訪れた人々が見守る中、花灯ろうが境内を周回。舞台では獅子舞や姫川太鼓の演奏が奉納された。
馬羅尾クロカン復活 松川13年ぶり健脚競う

 松川村公民館主催の馬羅尾高原クロスカントリー大会が1日、同高原運動広場を発着点に開かれた。中信各地の小学生から60代までの約30人がエントリーし、一面緑に囲まれたコースでデッドヒートを繰り広げた。同大会は13年ぶりの開催となった。
 大北縦断駅伝大会同村代表選手選考会も兼ねて開かれた。小学生女子2000bから、高校生以上男子の10種目で争われた。
手製簡易トイレに関心 池田町二丁目 防災訓練で披露

 池田町で2日、全町一斉防災訓練が行われた。各自主防災会では、避難や消火など本番さながらの訓練が実施され、緊急時の対応について確認した。2丁目公民館には、身近な材料だけで作った同地区自主防災会手製の簡易トイレが登場し、大きな関心を集めていた。
スズムシと音の競演 松川 秋のコンサート

 松川村に秋を告げるイベント「すずむしの里クリスタルシンフォニー」のフィナーレを飾るコンサートが有明山社境内で開かれた。村内音楽グループによる演奏披露や同イベント初企画となった俳句募集の特選句お披露目などで盛り上がった。
 境内にはコンサート開始と同時に多くの人が訪れた。「スズムシと合唱団、どちらの声が美しいか聞いてください」と合唱サークル「すずむし合唱団」。ローレライや千の風になってなどなじみの曲を披露した。
堀之内Aリーグ連覇 池田町ソフト閉幕

 第35回池田町ソフトボール大会の順位決定戦と閉会式が31日夜、同町農村広場グラウンドで開かれた、5か月の長期にわたり、町内23チームが3リーグに分かれ繰り広げた熱戦の幕が降りた。トップリーグのAリーグは堀之内チームが2年連続4回目の優勝を果たした。Bリーグは千本木台、Cリーグは中之郷がそれぞれ制した。
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