2007年9月28日(金)付

「松糸道路実現に期待」 大町市長と商議所懇談

 大町商工会議所工業委員会(小林治男委員長)と牛越徹大町市長の懇談会が27日、同会議所で開かれた。地域高規格道路の建設促進について牛越市長は、大町以北はルートの選択肢も少なく、実現の可能性も高いと期待感を示した上で「大町単独でも陳情をあげ、優先的に事業着手できるようはたらきかけたい」との考えを伝えた。
米づくり実感「給食に」 小谷小 地元農家と稲刈り

 小谷村の小谷小学校5年生児童34人は27日、同村池原地区の農家でつくる池原ファーム(山田幸人会長)の水田で、地域の農家と稲刈り作業を体験した。収穫した米は10月半ばから給食に提供される予定で、自分たちの食べる米を育てる実感を得てもらおうと初めての試み。
児童たちは春に田植えを手伝った約1fの水田で、作られたあきたこまちを次々に刈り取り、はざかけ作業までを手伝った。同ファームの6人が昔ながらの作業を指導した。「米は100日かけてできる。ちゃんと落ちた穂も拾おう」など、食と農の大切さを教わっていた。
歴史絵巻ぶつかり合い 穂高神社 お船祭り

 安曇野市穂高の穂高神社例大祭本祭りの27日、恒例のお船祭りが勇壮に執り行われた。穂高人形がきらびやかに飾られた歴史絵巻のような山車が境内で激しくぶつかり合い、たくさんの見物客でにぎわった。
山車は大小5艘(そう)のお船が笛や太鼓のお囃子(はやし)に乗って神社へひき込まれた。高さ約6b、長さ約12b、重さ約5dの大人船「雄腹船」、「雌腹船」が子孫繁栄を願い壮大にぶつかり合った。訪れた見物客らはカメラを手に歓声をあげていた。
キノコの季節「中毒注意」 大町合庁でパネル展

 北安曇地方事務所林務課は、20日から10月19日までの「きのこ中毒予防月間」の一環として、大町市の県大町合同庁舎ロビーでパネル展を開催し、キノコによる食中毒防止を呼びかけている。
特にキノコ中毒の発生が多い「クサウラベニタケ」「ツキヨタケ」「カキシメジ」の毒キノコ3種類について、イラストや写真を添え、発生、特徴、注意、ポイント、似ているキノコなどについて表示した。
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