2007年11月2日(金)付

「産官民連携の振興を」 大町市観光審が答申

 大町市観光審議会(扇田孝之会長)は1日、市内の観光再生や新たな戦略を盛り込んだ「『国営アルプスあづみの公園』と連携した大町市全体の新たな観光振興」について、牛越徹市長に答申した。国営公園との連携に加え、現状の課題を踏まえた市全体の振興に力点を置く内容。産官民連携の仕組みづくりや市のすべてを観光資源とするなど、一歩踏み込んだ意見を盛り込んでいる。
高校生 運転の危険¢フ験 大町教習所でセミナー

 高校生のための体験・実践型交通安全講習会「ヤングドライバーズセミナー」が31日、大町市平の大町自動車教習所で開かれ、白馬高校3年生の生徒約60人が参加して車両を運転する上での危険性など体感した=写真。
4つの班に分かれ、実際に教習車両やオートバイに同乗して急ブレーキやコーナリングなど体験。また、運転席の死角や乗用車の内輪差の実演や観察など行った。
広域観光連携を確認 大町と立山アルペンルート首長会議

 立山黒部アルペンルート所在市町連絡会議が31日、大町市内で開かれ、同ルートで結ばれる大町市と富山県立山町の両首長が出席して、今後の観光振興を話し合った。外国人や国内個人客への誘客、合同キャンペーンや魅力づくりに対する意見が多数あがり、今後は事務レベルで広域的な観光連携を検討すると決めた。
「日常にスポーツ」普及 白馬で健康ウオーキング講習

 白馬村体育協会と白馬村総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会は31日、元五輪選手で健康運動指導士の酒井浩文さんと穂高町在住の健康運動指導員・山田美也さんを招き、健康ウオーキング講習会をウイング21で開いた。
全退教 池田の上原良司碑に 平和の証し巡るツアー

 教職員の退職者でつくる、全国退職教職員協議会は1日まで、ツアーで長野県を訪れ、池田町の上原良司記念碑など、平和の史跡を巡った。
同ツアーは同協議会が年1回、各地を持ち回って開いている。ことしはテーマを「平和の証しを求めて・信州もみじ旅」と題し、120人が善光寺や松代大本営跡、松川村の安曇野ちひろ美術館などを3日間かけて見学。善光寺では民衆と時の支配者の関係など、平和の観点から学んだ。
感謝込め 地域美化

 池田町の池田工業高校生徒会は31日、恒例の地域美化運動を、校舎周辺や多くの生徒が利用する信濃松川駅で行った。生徒たちは、日ごろ世話になっている地域への感謝の気持ちを込めながら清掃活動に汗を流した。
 生徒会の呼びかけに、多くの生徒が美化運動に参加。ゴミ袋を手に道端やホームに落ちている紙くずなどを拾い歩き、ゴミの投げ捨て根絶を願った。
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