2008年1月8日(火)付

美麻の旧中村家新年行事 300年伝統 巻き俵張り替え

 大町市美麻の国指定重要文化財・旧中村家住宅で7日、巻き俵(たわら)の張り替え作業が行われた。300年の歴史を持つ縁起物を飾り、ことしの無病息災と健康を祈った。伝統の行事を後世に残そうと、今回初めて参加者を一般募集。市内や小谷村から3人が訪れ、作業を手伝った。
国営公園 七草がゆ 効能学ぶ

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園管理センターは6日、同公園堀金・穂高地区で「七草がゆづくり」の講習会を開き、子どもたちが中心となって伝統行事を体験した。 テーマ展示館の社会科教室を会場に、市内外から5組、約20人の親子が参加。公園パートナーの有賀俊守さんを講師に、米をといでかまどで炊き、七草を細かく刻んで加え七草がゆを完成させるまでの工程を学んだ。
王者目指しのど競う 大町 折弁カラオケGC大会

 新春恒例の第13回折弁カラオケグランドチャンピオン大会(折弁主催、大糸タイムス社など後援)は6日、大町市文化会館で開いた。地元の大北安曇野地域をはじめ長野市、松本市、塩尻市、上田市、新潟県糸魚川市など、県内外から35人が出場して自慢ののどを競い、「黒い落葉」を熱唱した吉川仲蔵さん(長野市)が第13代グランドチャンピオンに輝いた。
炎に無病息災願う どんど焼き各地で

 大町市内各地で6日、伝統行事の三九郎やどんど焼きが行われた。小・中学校が冬休み中の日曜日の昼に実施する地区が多く、各会場では青空を焦がすように大きな炎が立ち上り、今年1年の無病息災を願いながら残り火でもちを焼いて食べる光景が見られた。
水の安全供給祈願 池田町で神事

 池田町は4日、ことし1年の水道水の安全供給を祈願した神事を同町5丁目の第2水源で行った。山崎袈裟盛町長や振興課水道係職員ら約10人が参列し、神事で無事故を願った。 同水源脇にある水神様が祭られているほこらを囲むように並びお神酒をあげた。神事は、水神様神事として大正時代から続く伝統行事。毎年年始に行っている。 振興課職員は「漏水などの事故がなく、水が各家庭に安全に届くことを願いました」と話した。
白馬岩岳で学生熱戦 中部日本スキー大会

 白馬村の岩岳スキー場を会場に、6、7の両日、第53回中部日本学生スキー選手権大会(中部日本学生スキー連盟主催)が開かれた。中部地区の加盟大学22校から73人の選手が参加して、アルペンとクロスカントリー競技で日ごろの練習成果を発揮して熱戦を繰り広げた。
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