2008年1月10日(木)付

救急出場が過去最多 北ア広域消防 19年まとめ

 北アルプス広域消防本部管内の19年中救急出場件数は、前年比106件増の2826件、病院への患者搬送は101人増の2752人と、ともに過去最多となった。同本部では、高齢化社会による急病患者の増加などが背景にあると見ており、「迅速な対応ができるよう、各機関との密接な連携を続けたい」としている。
大町社 寒さよそにトマト出荷

 大町市社宮本(宮本橋東詰め)の太田農園(太田正純園主)の大型温室ハウスで、品種名「桃太郎ヨーク」のトマトの出荷が盛んに行われている。  桃太郎ヨークは甘味があり、採りたての新鮮さが好評で、JA大北を通じて毎週約200ケース(1ケース4`)が県内各地に出荷される。
同じ庭木サル食害 大町エネ博 今年も

 大町市の大町エネルギー博物館では、駐車場から玄関へ向かう通路沿いにある庭木が今冬も、野生のサルによる食害を受けた。木肌にはサルの歯型がたくさん残っている。 同館周辺では、植えられているニュートンのリンゴなどが毎年食害を受けるが、積雪期に入ると、食べ物が少なくなるため、樹木も野生サルの食害を受けている。 同館建物はアカマツ、ナラ、クリ、サクラなどさまざまな種類の林に囲まれているが、毎年食害を受けるのは同じ木に限られていて、同館でも「なぜ同じ木だけを食べるのか」と不思議がっている。
古民家再生 交流の場に 小谷の住民 「田舎暮らし」提供

 小谷村で過疎化に悩む住民が地域の将来を模索するなかで、住む人のいなくなった古民家を交流施設として活用し、地域の活性化につなげようという取り組みが話題を呼んでいる。
てるてる坊主グッズ続々 池田観光協に試作品

 池田町観光協会に、てるてる坊主を題材にしたグッズの試作品が続々と寄せられている。試作品を参考に商品化に向け乗り出すとしており、「アイデアを寄せて」と呼びかけている。 てるてる坊主をガラス玉で表現したキーホルダーや町イメージキャラクターの「てるみん」をサクラの木でかたどったストラップなどさまざま試作品が集まっている。町民からが多いという。 昨年9月に同町クラフトパークで行った北アルプスてるてる坊主アート展以降に増えだしたといい、同協会は「てるてる坊主のふるさとが定着してきているのでは」と、反応に喜んでいる。
まゆ玉に健康願う 松川北保育園で伝統行事

 松川村の松川北保育園(柳生とも子園長・園児179人)で9日、まゆ玉づくりが行われた。園児たちはことし1年の健康などを願いながら、地元産米の粉で作っただんごを思いおもいの形に丸め、伝統行事に触れた。
 抹茶やカボチャなどの粉末で着色された色鮮やかなまゆ玉を手に、高瀬川河川敷から採取してきたヤナギの木の枝に飾り付けていった。
丸や三角などさまざまな形のまゆ玉がヤナギを彩っていき、園児たちは「お花が咲いたみたい」と歓声をあげていた。
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