2008年1月12日(土)付

新年に地域発展誓う 本社主催 大町で賀詞交歓会

 大糸タイムス社主催・平成20年第26回新春賀詞交歓会は11日、大町市大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。行政や商工団体など大北地域の各界を代表する約200人が出席し、新年の始まりにさらなる地域の発展を誓った。
 川上袈裟賜大糸タイムス社長は、「十二支のスタートの年。良いことが目立つ年と期待したい。自ら立ち上がらないと今の苦境は克服できない。住みよい郷土づくりのため、行政と住民が一体となって頑張ってほしい。本紙も情報発信基地として、社会正義を貫く決意を新たにしたい」とあいさつした。
松川の多目的センター建設計画 住民主体で運営検討

 来春の完成を予定する松川村の多目的交流センターの管理運営手法をテーマにした初回となる「使い方のアイデアを語るワークショップ」が10日夜、村公民館で開かれ、住民が主体となった運営体制構築に向けた検討が始まった。ワークショップの進め方について検討する小委員会の立ち上げを決めた。
五穀豊穣願い「萬物作」 池 田 金の鈴朝市初売り

 池田町の生産者らでつくる金の鈴生産組合(袖山光代会長)は11日、同町2丁目のスペースゼロで金の鈴朝市初売りと小正月の伝統行事「萬物作(よろずものづくり)」を行った。安心安全な旬の農産物を買い求めにきた人たちに、千客万来や五穀豊穣など縁起の良い言葉が書かれた紙が贈られ、地域の活性化を願った。
伝統の小正月体験 小谷の園児道祖神づくり

 小谷村の小谷保育園で11日、同村老人クラブ連合会(丸山和市会長)のお年寄りの指導による小正月行事にちなんだ道祖神作りが行われ、園児が昔ながらの風習を体験しながら異世代交流を深めた。
 道祖神は20aほどに切ったクルミの木をけずって墨で顔を描き、男神と女神の一対を作り、どんど焼きの会場の雪洞に、まゆ玉とともに供えて厄落としと無病息災を願う古くからの風習。昔はどこの地区でも各家庭の子どもの数だけ供えられたというが、高齢化や過疎化が進むなか、道祖神を供えてどんど焼きを行う地区も年々少なくなっている。
香りと体操で健康づくり 白馬のNPOが講座

 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)は11日から、同塾が管理する同村白馬町の交流施設「あいんち」で、「アロマリラックスストレッチリラクゼーション」を開講した。
 アロマテラピーコーディネーターの太田良恵さんの指導で香りの癒やしの力を利用して、簡単なストレッチ体操と組み合わせたリラックス運動を行うもので、日常生活のなかでこわばった筋肉をやわらかくほぐし、心身の健康に役立つ効果があるという。
個性豊かな花器並ぶ 明科 ぎゃらりー陶心作品展

 安曇野市明科、ぎゃらりー明科陶心の新春花の器展は31日まで同ぎゃらりーで開かれている。松本、安曇野両市と松川村に住む作家3人の作品約50点が展示されて訪れる人の目をとめている。
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