2008年1月16日(水)付

水の大切さ啓発継続 大町 越荒沢堰対策協が総会

 大町市、市土地改良区、県などでつくる越荒沢堰(せき)水系地域用水対策協議会(会長=牛越徹大町市長)は15日、総会を市役所で開いた。財源としてきた国や県の補助が期限を迎え、市や県の補助事業を視野に、水の大切さを伝えるソフト事業の継続を模索する方針を決めた。
大町JC新年度スタート 新理事長に矢口稔氏

 (社)大町青年会議所(JC)はこのほど、今年度の総会と新年祝賀会を大町市のJA大北会館アプロードで開いた。新理事長に矢口稔氏を選任し、42人の会員で新年度のスタートを切った。2008年度はスローガンを「我唯足知・自らを高める努力と、満足するゆとりの心を持とう」とし、「JC地域のために」、「会議を通じて自己研鑽(さん)」「出席率の向上」を基本方針として、地域の活性化や人づくり、青少年福祉などの各事業に取り組む。
清音の滝凍り始め 北ア山ろく 今冬一番の寒さ

 15日朝の北アルプス山ろくは、大陸から張り出した高気圧に覆われ晴れ上がり、午前6時の気温は、白馬村氷点下11度、大町市氷点下10・1度、安曇野市穂高氷点下6・2度など、各地でこの冬一番の冷え込みとなった。
 寒に入ってからも、比較的暖かい日が多かったため、なかなか凍結しなかった大町市社常光寺の名勝・清音の滝も、この寒さで凍り始め、滝の半分ほどが氷に覆われた。
白馬新田 ことし初の祈願 庚申まゆ玉℃轤

 白馬村の新田地区住民でつくる「庚申講の会」(横澤文蔵代表)は15日、ことし初の庚申の日である「初度」にちなみ、同地区上村にある石仏群にまゆ玉を供えて五穀豊穣と無病息災を祈願した。 庚申講は道教に由来する民間信仰で、60日に1度、年6回めぐってくる庚申の日に地域住民が当番制で集まって神々をまつった掛け軸を飾り、供物をあげてお参りしながら会食を行う行事。昔は村内各集落で盛んに行われていたが、高齢化や過疎化などにより、講中の仲間が少なくなって回数を減らしたり廃れた地区も多いなか、同地区では庚申の日には欠かさず9軒の仲間が集まり、大切に守り継いでいる。
白馬幼稚園児 豪快そり遊び

 白馬村の信学会白馬幼稚園(大井恵里子園長)は15日から3日間の日程で同村白馬ハイランドスノーパークを訪れ、園児が白銀の中で自然に親しんでいる。
 初日は年少園児35人がそり遊びを体験。快晴に恵まれた絶好の日和となり、園児はスキー場内の特設会場の斜面を登り、豪快な滑りを楽しんだ。  大井園長は「地元の自然やスキー場について理解を深めるとともに、子どもたちの楽しい思い出づくりになれば」と話していた。
事故防止努力たたえる 安曇野署 YDC表彰伝達

 安曇野署で15日、ヤングドライバークラブ(YDC)事故防止コンクールと交通安全メッセージ・ポスター(県安全運転管理者協会など主催)の成績優秀4クラブ、2個人への表彰状の伝達式が行われた。同コンクールクラブ員20人以下の部で最優秀となった中部電力豊科営業所に表彰状が贈られた。
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