2008年1月17日(木)付

竹灯で歓迎 素朴さ演出 大町温泉郷 祭典向け初企画

 大町市の大町温泉郷観光協会の会員は16日、「夢花火と音の祭典」に向けた約100本の竹灯作りを森林劇場多目的ホールで行った。昨年までの雪灯ろうとはひと味違った明かりで観光客を迎えようと、ことし初めての試み。
囲碁で友達づくり 大町市の園児対局

 囲碁のまちづくりを進める大町市の保育士で構成する「保育園囲碁委員会」(委員長・田中美和子もみのき保育園長)は16日、第14回囲碁交流会を常盤公民館で開き、市内9保育園の年長児205人が人間囲碁や「囲碁郵便」の相手と直接対局するなど、他園の友達とふれあった。
 園児たちは和やかな雰囲気のなか、4人1組の4チームに分かれ碁石役の園児を自分たちの陣地に運ぶ「人間囲碁」を夢中で楽しんだ。
寒風に凍りもち=@大町

 大町市常盤の農産物直売所「かたくり」の生産部会による、冬の風物詩「凍りもち」作りがピークを迎えている。寒風が吹く中で会員たちがつるした凍りもちは真っ白いすだれのよう。
暖かい陽気が続いて、当初の計画よりやや遅れているものの、このところの厳しい冷え込みでようやく作業は軌道に乗り、これまでに計画した5000連の4分の1に当たる1200連余が軒下につるされた。
雪崩との共生理解 白馬シニア塾 講演と救助訓練

 白馬村公民館は16日、同村白馬五竜スキー場エスカルプラザで今年度初の「白馬シニア塾」を開き、40人余の参加者が「スキー場と雪崩」をテーマに、同村在住のアルプス雪崩研究所の若林隆三さんによる講演を聞き、スキー観光立村としての雪とのかかわり方を学んだ。 若林さんは「スキー場と雪崩は切っても切れない関係。良いスキー場ほど急傾斜が多く、雪崩のないスキー場は魅力がない。しかし、事故や死者が出れば地域の経営努力は瞬時に無効になる。安全対策を考えるのが大切」と話した。
一足早く春≠フ顔 安曇野にフキノトウ

 安曇野市豊科、田淵行男記念館玄関前にあるワサビ田の土手に春の訪れを告げるフキノトウがひょっこりと顔をのぞかせた。寒さのなかを耐えた姿は早春の安曇野の雰囲気を漂わせている。
土手は同館と駐車場をつなぐ橋の真下にあり、例年一面に広がるほどのフキノトが見られるという。ワサビ田は日当たりが良く、周辺より早めに姿を見せるという。
詩情豊か安曇野の四季 豊科近美で山崎義孝油絵展

 信州の四季を描く、山崎義孝油絵展は16日から20日まで、安曇市豊科近代美術館で開かれている。詩情豊かな安曇野の四季を中心にして県内各地で取材した風景と四季の花々をモチーフにした新作30点を展示している。
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