2008年1月19日(土)付

森林整備功績たたえる 大北の2団体に県表彰

大町長畑の協議会知事賞


池田森の会推進の部で


 県林務部は17日、平成19年度長野県ふるさとの森林づくり賞を表彰した。大北地域では、大町市の長畑地区森林(もり)づくり協議会(菅沢廣人会長)が森林環境教育推進の部で知事賞を、池田町のあづみの北「森の会」(内山一征会長)が森林づくり推進の部で県林業経営者協会長賞を受賞した。
同賞は健全な森林を社会全体の共有財産として次世代に引き継ぐことを目指し、森林づくり推進、森林観光教育推進、信州の木利用推進の3部門で貢献者を表彰している。今年度は全県で20人を表彰した。


雪国の知恵に感心 大町西小 昔ながら生活体験

 市立大町西小学校(青柳温男校長)の2年生66人は18日、「雪国探検」を同市平の加蔵正一さん(78)宅で開き、かんじきや雪下ろしなど、昔ながらの雪国の生活を体験した。 雪国大町の文化を学ぶ生活科の学習の一環として、豪雪地帯に住む人から知恵と工夫を聞こうと毎年実施している。
文部科学大臣賞を報告 豊科北小PTA

 文部科学大臣賞を受賞した、安曇野市豊科北小学校PTAの伊皆徹会長ら役員4人と山崎敦子校長は18日、同市役所を訪れて平林伊三郎市長に「先輩役員の皆さんのおかげで受賞することができました」と喜びを報告した。 同校PTAは、平成13年に父親もPTA活動に積極的に参加しようと、とうちゃんの会を結成した。その後サポート隊と名を変えてPTA組織の一部となり活動を続けている。 伊皆会長は「大人も楽しんでやっているところが、続けてこれた理由だと思います」と話し、平林市長は「このPTAの活動ぶりが全市的に広がっていくようにしていってほしい」と答えていた。
水墨画力作並ぶ 豊科サティで一門展

 水墨画「小林紀美子とその一門展」は23日まで安曇野市豊科、豊科サティのサティホールで開かれている。安曇野市穂高有明、小林紀美子さんとその門下生20人の墨と顔彩を使った味わい深い作品が展示され、同店を訪れる人の目をとめている。
大賞絵本の原画展 丸山さん故郷安曇野で

 安曇野市穂高出身で神奈川県相模原市在住の丸山綾子さん(25)が描き、東京港区・新風舎から発刊された絵本「たんぽぽのふね」の原画展は3月16日まで同市穂高有明、絵本美術館&コテージ森のおうちで開かれている。新風舎絵本大賞を受けた優しく温かみのあふれる作品23点が展示されている。
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