2008年1月25日(金)付

「灯油盗難に注意」 高騰で防犯器具に関心

 原油の価格高騰を背景に、県内はじめ全国で灯油の盗難事件が多発している。灯油タンクが目に付きやすい屋外に設置される場合が多く、防犯意識を欠いている場合があることから、大町署など関係機関はタンクに鍵をかけるなど予防するよう呼びかけている。
大雪 白馬で39a 事故多発「注意を」

 強い冬型の気圧配置の影響で、大北地域北部を中心に大雪となった。県北部は25日にかけてさらに雪の見込みで、長野地方気象台は大雪・なだれ注意報を発令し注意を呼びかけている。
 雪は23日から降り続き24日午前9時現在の降雪量は白馬村北城が39a、同佐野が29aとなり、大町市の鹿島で28a、同新行で26aなど、同市内各地で20aを超えた。
軽運動で仲間づくり 大町市 八坂で高齢者学級

 大町市八坂公民館の高齢者学級「高砂大学」の第8回目が24日、八坂情報センターアキツで開かれた。同地区社会福祉協議会の職員を講師に、軽運動や手遊びを体験。地区のお年寄り約70人が、楽しみながら仲間づくりの輪を広げた。
 軽運動では、往年の歌謡曲「青い山脈」を口ずさみながら、上半身を動かした。リズムに合わせて手を伸ばしたり、体を揺らしたりと、愉快な笑い声が会場に響いた。
運動と食から健康に 小谷で介護予防講座

 小谷村社会福祉協議会は24日、同村の介護予防事業の一環として、村内の65歳以上の男性を対象にした「悠々(ゆうゆう)くらぶ」を同村福祉センターせせらぎで開講した。 地域住民10人余が参加。同村の整骨医・太田直幸さんによる健康体操と、栄養士と食生活改善推進協議会員の指導による栄養の各講座で、運動と食の両面から健康維持について学んだ。 
地区一堂に意見交換 松川ふれあい会サミット

 地域づくり推進を目的に松川村内の地区ごとでつくる「ふれあい会」が一堂に集まり情報交換をする第2回地区ふれあいサミットが24日、すずむし荘で開かれた。約70人が参加し、活動内容の発表などを通じて活性化について考えた。
 ふれあい会は、村社会福祉協議会の支援を受けながら、公民館を拠点に地区活性化や親ぼくなどを目的に5年ほど前から次々と発足。村内17地区のうち13地区で立ち上がっている。お年寄りやボランティアなどが中心になり健康教室や料理講習会などさまざまな活動を展開している。
やしょうま作り交流 松川 園児と住民伝統体験

 松川村の松川北保育園(柳生とも子園長)の園児は24日、やしょうまづくりを体験し、伝統行事に触れた。村民生児童委員や村公民館講座に参加する住民も手伝いに訪れ、異世代交流も深め合った。 園児たちは、伝統食の継承に取り組むグループから手ほどきを受けながら、着色された米粉で作った団子を棒状にのばし、模様になるよう丁寧に束ね花柄のやしょうまを作った。 民生児童委員らの手を借り、糸を使って切ると、切断面からは鮮やかな模様が見事に浮かび上がり、園児たちは「きれい」「早く食べてみたい」などと歓声をあげていた。
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