2008年1月29日(火)付

大町と黒部 姉妹提携調印 商工会青年部 広域観光推進で協力

 大町市の大町商工会議所青年部は27日、富山県黒部市の黒部商工会議所青年部との姉妹提携調印式を、大町市平大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。
 黒部から来市した5人と大町の会員合わせて約30人が出席。大町の市川昭裕会長と黒部の岡本清伸会長が「胸襟を開く間柄を目指して交流する、青年経済人としての資質向上を目指す」など目的とした締結書に調印した。
記念品の交換では、黒部から大漁旗、大町からは北アルプスの石彫がそれぞれ贈られた。
美麻から地域づくり発信 自治組織がシンポジウム

 大町市美麻地区の地域自治組織、美麻地域づくり会議(合津富吉会長)は26日、地域づくりシンポジウム「美麻発新」を美麻公民館で開いた。合併前から同地区とかかわってきた、合併問題や住民自治の専門家を招き、合併後の一地域からまちづくりのあり方を発信した。 北海道ニセコ町職員で国土交通省地域振興アドバイザーの片山健也氏がコーディネーターを務め、合津会長、地域づくり委員会の下條秀則委員長、両自治組織に参加する前川浩一氏を交え、合併後の地域自治組織を踏まえたパネルディスカッションを行った。
4日連続氷点下10度以下 大町

 25日以降連日厳しい寒さが続いている大町市では、25日朝に氷点下12・9度、26日に同15・6度、27日と28日には同14・2度と、4日連続氷点下10度以下まで気温が下がり、「寒」らしい寒さとなった。
 この冷え込みで、同市西部を流れる高瀬川は、流れの緩やかな場所では、川全体が氷に覆われた。市街地と常盤方面を結ぶ観音橋付近では、水面が氷に覆われた光景が見られた。
農業振興の打開策探る 松川でパネルディスカッション

 明日の大北農業を考える集い(大北地区農業振興推進協議会主催)が26日、松川村役場で開かれた。県の農業への取り組みや大北地域農業の将来像などをテーマにしたパネルディスカッションに、同地区内の農業従事者らが耳を傾け、厳しさを増す農業環境における打開策について理解を深めた。
健康とスポーツで振興を 小谷の審議会答申

 スポーツや観光の観点から大北地域の振興策を探る「北アルプス山麓(ろく)小谷健康づくり・スポーツ振興審議会」(宮沢敏文会長)の第5回目の会合が27日、小谷村商工会館で開かれ、数回にわたる会合でまとめられた地域振興策の答申書が宮沢会長から同村商工会の栗田武会長に手渡された。
 答申には小谷村観光の危機的状況をふまえ、健康づくり・スポーツ振興という切り口から村の今後の方向性を示す基本構想が盛り込まれた。
トップページ 1月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2017 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.