2008年2月3日(日)付

おおまち雪まつり開幕 市内各所で盛り上げ

 大町市内で2日、「冬のファンタジア2008おおまち雪まつり」が開幕し、各地に手作りの雪だるまや雪像がお目見えした。 大町市役所の玄関前ロータリーには、市職員が発泡スチロールの型に雪を詰めて作った手作りのかまくらとミニ雪だるま約60体が並んだ。布などでネクタイやマフラーを巻き、割りばしの腕などを飾り付けた。 同市平の関西電力黒四管理事務所野口分室の駐車場には、社員が制作した20体以上の雪だるまが登場。高さ約1bの台座の上に並べられ、桃太郎旗でまつりの雰囲気を盛り上げている。
楽しくスキー練習 大町で小学生初心者教室

 大町市教育委員会は2日、同市平の爺ガ岳スキー場で、初心者の小学生を対象にスキー教室を開いた。1月26日に続いて2回目の開催で、参加者約90人が楽しみながらスキーの講習を受けた。 市教委が委嘱した体育指導員が、習熟度ごとのクラスで、滑り方や止まり方といった基本から、ボーゲンの滑り方まで指導。 同教室は昨年から始り、申し込みが定員を上回ったため、募集人数を倍の100人に増やした。スキー未経験の低学年児童が多く、これを機会に子どもにスキーを始めさせたいという親たちの姿が見られた。
巨大かまくらにぎわう 白馬47スキー場でフェスタ

 白馬村の白馬47スキー場で2日から11日までの日程で「Hakuba47かまくらフェスタ」が始まり、県内外から訪れた多くの来場者でにぎわっている。
 会場には全長15bの巨大なものを含め7基のかまくらが登場した。内部には畳やコタツなどをしつらえ、雪国情緒を演出。来場者は中に入って、食事を楽しんだり写真を撮ったりして、雪の感触を楽しんでいた。
あめ市「商売繁盛」 池田、穂高 市神様や福引き

 池田町、安曇野市穂高で2、3の両日、市神様をまつり商売繁盛を願う、恒例のあめ市行事が行われている。このうち池田町では白装束を身にまとった子どもたちによる市神様の町内引き廻しが行われ、イベント会場のスペースゼロでは町商工会によるおみくじ福引などさまざまな催しでにぎわっている。

 安曇野市穂高のあめ市は穂高神社でおはらいをした市神様のみこしが各戸を練り歩いた。地元の若い衆が鐘をならし、商売繁盛と家内安全へ願いを込めた。3日は八十二銀行北側駐車場の特設会場で、あめ市祈願祭、トン汁、ふるまいもちのサーボス、福あめ、福ダルマの販売などを行った。
雪に親しみ住民交流 小谷小PTAが祭り

 小谷村の小谷小学校で2日、PTA主催の雪祭りが開かれ、児童や保護者、地域住民らが参加してもちつきや雪遊びなどで盛り上がった。 祭りは鷲澤正実行委員長による開会宣言でスタート。参加者はうすときねを使ったもちつきを行い、雑煮やしるこ、きな粉やのりをつけて昼食にして味わった。  雪合戦や雪上ゲーム、宝拾いなどの雪遊びも楽しみ、寒さを吹き飛ばすような参加者の歓声が校庭に響いていた。
 同行事は雪と親しみながら交流することで地域に開かれた学校づくりを進めようと毎年行われている。
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