2008年2月10日(日)付

冬の国営公園楽しむ 大町松川地区 雪と自然触れるイベント

 大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区は9日、冬イベントの特別企画・公園で遊ぼう「みんな集まれ雪の公園」を開いた。来年春に迫った開園を前に、冬の公園の利用の楽しさを来場者が体験した。  自然の中での体験活動を中心コンセプトに据えた同地区が、イベントを通して公園の内容を周知するとともに、特に同園の特色となる雪深い冬季の利用方法に触れてもらおうと開いた。
 入り口のメーン会場は子どもに人気の馬そり体験やもちつきなどでにぎわい、地元清水地区のそばや汁粉などが振る舞われ、来場者を歓迎した。
赤ちゃんマッサージ人気 大町の講座口コミで

 大町市の助成を受けて活動している、母乳育児セミナーSANBAの会(宮崎ひでみ代表)の乳児とその保護者を対象にした「ベビービクス」は9日、市福祉センターで開いた。昨年の開講以来、母親たちの口コミで広がり、毎回多くの親子が参加している。
 わが子の成長をサポートできればと11組の親子が参加。インストラクターの宮崎会長らの優しくわかりやすい指導でわが子の手や足、お腹などに実際に触れて、マッサージなどを行い、赤ちゃんとお母さんのスキンシップを基本とした、発達に応じたエクササイズを学んだ。
辰巳さん池田の酒に感心 原産地呼称ツアーで蔵見学

 池田町会染の大雪渓酒造(薄井敦行社長)を9日、日本酒やワイン通として知られる俳優の辰巳琢郎さんが訪れ、丹精込めて造られた池田産日本酒の味を堪能した。原産地呼称管理制度全国大会inNAGANOの一環として行われた蔵元・ワイナリーツアーとして足を運んだ。
ダウン症兄との半生語る 池田で落語家団六さん講演

 第21回池田町社会福祉大会は9日、町公民館で開いた。落語家・露の団六さんの講演を通し、地域や家族で支えあう助け合いの心を学びあった。
 団六さんは軽妙な落語で講演を切り出した。重度のダウン症として生まれた2歳上の兄、典生さんと暮らした経験を話し、「ノリオはあほだが、かけがえのない兄弟だ」という思いを伝えた。 功労者表彰も行われた。受賞者を代表し、矢口和豊氏は「池田は福祉の町と言われ鼻が高い。これからも今まで以上の充実を」と謝辞を述べた。
美術館にジャズ響く 池田町 夜景背にライブ

 池田町立美術館で8日夜、バレンタインジャズライブ(大糸タイムス社など後援)が開かれた。ピアノやベースの奏でる軽快なリズムにのせた、伸びやかなYUKIEさんの歌声が会場に響き、集まった約130人を魅了した。
 夜景を一望できる美術館ホールの幻想的な特設会場で、「星に願いを」「虹の彼方に」などの名曲が演奏され、心地よいジャズのリズムに聴衆たちは自然と体を揺らすなどして生演奏を楽しんでいた。
新酒と地元野菜味わう 池田 カモミールで催し

 池田町農産物加工組合カモミールの会が運営するビストロ・カモミールで8日夜、「新酒と冬野菜のコラボレーション」をテーマに、地元食材の発信などを目的としたイベントが開かれた。約30人が参加し、町内酒造メーカーで造られた日本酒と地元産野菜を中心としたフルコースを楽しんだ。
 純米吟醸酒など8種類の日本酒が並んだ。
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