2008年2月13日付

２季連続穴釣り解禁断念　大町中綱湖　氷薄く「危険」

　大町市平の青木湖や中綱湖を管理する青木湖漁業協同組合（加蔵正一組合長）は12日、今シーズンの中綱湖の穴釣りは解禁しないことを決めた。昨年も暖冬で解禁できず、同漁協では「２シーズン続けて解禁されなかったのは記憶にない」と話している。

幻想　雪と火の祭典　小谷大綱　豊穣祈り舞いや太鼓
　小谷村大網地区で９日、山岳信仰の祭り大網地区雪と火の祭典が行われ、県内外から訪れたたくさんの観衆でにぎわった。　みこ役として選ばれた地元の高校生・今井璃子さん(16)が初めての祭事でみごとな踊りを披露した。
祭りは山岳信仰を盛り込んだ神事として30数年前に創作され、今では小谷を代表する冬の風物詩として親しまれている。ふんどし姿にミノをまとい鬼に扮（ふん）した若者たちが、みこをみこしに乗せ、たいまつを手に大網神社から祭り会場まで観衆とともに練り歩いた。　　祭り会場では白装束の若者の演奏する勇壮な姫川太鼓に乗って、安全と五穀豊穣を雨飾山に祈願する魔よけの弓射ちが行われ、みこ役の今井さんが美しく激しい動きの舞いを披露。しなやかな舞い姿が観衆を魅了した。
　「いけにえ」役の子どもがみこしに乗り、悪霊を焼き払う「どんど焼き」に火をつけると、鬼たちは燃え上がるどんど焼きの炎を背に「うおー、うおー」と大きな雄たけびをあげ、祭りは最高潮に達した。

松川　選手の活躍ねぎらう　スポ少22人に努力賞
　松川村内の小学生を中心に構成する松川村スポーツ少年団（本部長・平林明人村長）の平成19年度表彰式が11日、村公民館で開かれた。今年度の活躍が認められた団員22人に平林村長が努力賞を贈り、さらなる活躍を願った。
　表彰式には団員や保護者ら約１５０人が参加。同少年団の柔道や剣道、サッカー、バレーボール、空手の各代表児童による作文発表では、連日送り迎えをしてくれる家族や指導者への感謝の思いや今後の抱負などが披露された。

そば打ち地域交流　大町の堀六日町公民館

　大町市の堀六日町公民館（館長・坂井謙司自治会長）で11日、そば打ち講習会が開かれた。地区内の小学生からお年寄りまで約30人が参加。協力しあって打ったそばの味を満喫した。　　同講習会は親ぼくを深めることなどを目的にことしで２回目を迎えた。恒例行事として定着させていく考えだ。

少年野球愛好会が卒団式
　松川村少年野球愛好会（井上直昭会長）の第33期生卒団式は10日、同村公民館で選手、保護者などが参加して開かれた。松川小６年生で卒団する選手７人のこれまでの練習や各大会での活躍と苦労をねぎらい、門出を祝った。
井上会長は「野球で頑張ったことは一生の宝。監督、コーチやお父さん、お母さんへの感謝の気持ちを忘れずに過ごしてください」とあいさつ。名誉会長の平林明人村長も祝辞を寄せた。井上会長と伊藤昌志監督からそれぞれの選手の名前の刺しゅうが入った記念ボール授与が行われた。