2009年2月1日(日)付


厳冬アルペンルート初視察 牛越市長と立山町長が激励
 立山黒部アルペンルートで結ばれる大町市と富山県の立山町は29、30の両日、初めての冬期視察を行った。クローズされたアルペンルートで、厳寒期にトンネルやロープウエーなどの状態を把握し、保守点検や修理作業に取り組む職員たちを激励した。 牛越徹市長と舟橋貴之立山町長ら両市町の職員と、交通機関を運営する関西電力黒四管理事務所と立山黒部貫光、「黒部の太陽」ドラマを放映するフジテレビ系列の両県のテレビ局など約30人が参加。トロリーバス扇沢駅から室堂までをルートに沿って視察した。
かまくらフェス開幕 白馬47スキー場8日まで
 白馬村の白馬47スキー場で31日から2月8日までの日程で「Hakuba47かまくらフェスタ」が始まり、県内外から訪れた多くの来場者でにぎわっている。 ことしは雪不足でかまくらの制作に苦労をしたというが、会場にはほぼ昨年並みの規模で全長15bのジャンボかまくらをはじめとする大小あわせて6基のかまくらがある「かまくらビレッジ」が無事に完成した。かまくらの内部には畳やコタツ、イスのある休憩所などをしつらえ、雪国情緒を演出している。来場者はかまくらに入ったり、写真を撮ったりして、雪の感触を思う存分楽しんでいた。
「不安や悩み 相談を」 大北労福協 福祉マップ作る
 大北地区労働者福祉協議会は31日までに、日常生活での不安や悩みを相談するための手引となる「福祉総合案内マップ」を作成した。A4判13n、カラー印刷。 「一人で悩まず、まず相談を」と、サラ金や多重債務、振り込め詐欺、いじめなど心の健康、高齢者介護、障害者の生活、子どもや女性、労働、不動産、中小企業の福利厚生など、項目別に広範囲にわたる相談窓口を紹介。 相談を受け付ける団体名や住所、電話番号、受付時間など明記。県内を中心に弁護士会や司法書士会、消費生活センター、自治体の担当課、県現地機関など約100か所を網羅した。
ろくろ使い器づくり 池田創造館で陶芸教室
 池田町会染渋田見の創造館は陶芸教室を開いている。相道寺焼窯元の宮沢弘幸さんが指導し、30日はろくろを使い、ある程度形をつくったご飯茶わんや湯のみにヘラを使って削りをかけた。参加者は熱心に取り組み、完成形の器の形状に近づけていった。 厚すぎず薄すぎないように削る作業は陶芸の一連の作業でも難易度が高く、削り作業を始めるとみな無口になり、黙々と完成を目指して表面を削っていた。教室は全5回の日程で3月まであと3回開き、焼き上げて完成となる。相道寺焼のブレンド土を使った花瓶の制作も予定している。
デジタル防災無線開局 大町市「安心安全な街づくり」
 大町市は30日、完成したデジタル同報系防災行政無線システムの開局式を本局となる市役所内消防防災課で開いた。関係者約30人が集まり、災害から市民の命や財産を守り、安心で安全な町を支える施設の完成を祝った。 式典では、牛越徹市長が操作卓でシステムのスイッチを入れ、マイクに向かって「この設備が市の安心安全な街づくりに寄与できることを期待し、本日から運用を開始します」と開局宣言を行った。 災害時の断線の影響を受けず無線を介して会話できる音声通信や、公民館や市内6か所から災害情報などを本局に送る画像伝送システム、総合福祉センターなど市内8か所に設置される防災FAXのデモンストレーションを行った。
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2月の一覧
スキー技術競い親ぼく 鹿島槍でオールトヨタ大会

 大町市平のサンアルピナ鹿島槍スキー場で31日、恒例行事第28回オールトヨタスキー競技大会が開かれた。トヨタ自動車のグループ企業16社から選手247人が出場し、競技を通じて技術の向上と親ぼくを図った。 競技には、スキー部に所属する国体や中部日本の出場経験者などが多数参加。幅広い年齢の選手が、年代男女別に大回転とクロスカントリーの2種目を競った。