2009年2月3日(火)付


振り込め詐欺対策強化 大北で撲滅キャンペーン
 全国的に振り込め詐欺の被害が急増していることを受け、全国の警察署は2月を撲滅のための活動強化月間に定め、取り締まりや予防活動の強化を行っている。期間中10日まで、独居老人や高齢者世帯を重点に、啓発活動を行っている。 大町警察署でも1日、大北管内の交番や駐在所の署員が高齢者宅を訪問する「振り込め詐欺撲滅キャンペーン活動」を実施した。 このうち、白馬村北城の白馬村交番では、署員2人が村内の高齢者宅を巡回し、本人や家族に振り込め詐欺の広報用チラシを配布。振り込め詐欺の被害防止をはじめ、高齢者を狙う悪質商法などについて説明し、注意と振り込め詐欺被害防止を呼びかけた。
白馬で全国高校スキー開幕 地元太田選手が選手宣誓
 白銀の白馬で 燃やせ闘志 つかめ我が夢−をスローガン第58回全国高等学校スキー大会が白馬村を会場に2日、開幕した。開会式は、同村ウイング21で開かれた。全国278校900人の選手を代表し、白馬高校3年の太田光平さんが「今まで支えてくれた人に感謝し、それぞれの目標が達成できるよう最後まであらためず、正々堂々と戦う」と力強く宣誓した。 都道府県高体連旗入場では、手拍子に迎えられるなか、各県代表選手が堂々と行進した。大会長で全国高等学校体育連盟会長の坂田敬一さんは「スキーのトップアスリートとして自信と誇りを胸に、堂々と競技し、実力をいかんなく発揮するとともに、全国に夢と感動を発信できる実り多き大会となることを願う」と活躍に期待を寄せた。
雪まつり開幕太鼓や花火 大町 鹿島槍スキー場で祭典

 おおまち雪まつりのオープニングイベント「鹿島槍火まつり」は31日、大町市平のサンアルピナ鹿島槍スキー場で開いた。県内外から集まったスキーヤーらが、巨大なおんべや花火大会、和太鼓の演奏など、雪原の祭典を楽しんだ。
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2月の一覧
雪上で地域交流 大町平地区で運動会
 大町市平子ども育成協議会(荒澤靖会長)主催の「20年度雪上運動会」は1日、B&G体育館で開いた。例年にない雪不足と前日の雨で当初予定していた平運動場の状態が悪く、会場を変更した。小学校高学年の実行委員が中心となり運営する大会に多くの人が参加し地域や仲間との交流を楽しんだ。 小学生や園児、保護者など約300人が参加。6チーム対抗の「綱ひき」や「的当て競争」など10種目の競技に臨み、子どもたちは会場を元気いっぱい駆け巡った。 開催以来、初の室内競技となったが、伝統的な「雪だるまコンテスト」は屋外で実施した。同地区公民館職員など地域の協力で積み上げられた6つの雪山を子どもたちが削ったり色付けしユニークな雪像を仕上げた。
道の駅連携で発展を 富士見の職員 小谷で研修
 諏訪郡富士見町の道の駅「信州蔦木宿」の職員が2日、職員研修の一環として小谷村の「道の駅おたり」を視察研修に訪れた。地域の観光拠点の道の駅が、それぞれの多様な魅力を生かしながら広域で連携を強め、これまで一つひとつ独立した「点」としての施設を「面」の広がりを持たせ、新たな発展につなげていこうと、初めて企画された。県内でも珍しい取り組みという。 2日は道の駅おたりのスタッフと施設見学や接客を体験しながら、両施設の特産品やイベントなどに関する情報交換を行った。

 和太鼓ライブでは、松川村の太鼓グループ「響岳太鼓」が、「JAPAN」などを演奏。迫力ある演奏に観衆から「アンコール」の声が起きた。 おおまち雪まつりは3月7日まで、市内各会場でイベントを開催。大町温泉郷では毎週土曜日、「夢花火と音の祭典」を開き、和太鼓の演奏や花火大会を行う。