2009年2月4日(水)付


「節分」元気に豆まき 大町 鹿島荘や保育園
 節分の3日、大町市内の各地で節分行事が行われた。同市大新田町の養護老人ホーム・鹿島荘(宮田孝一所長)では、市社会福祉協議会を招いた「お楽しみ交流会」を開き、利用者は豆まきなどで季節の行事を楽しんだ。 利用者を代表して年女の木全ナミさんと、招待者の宇留賀昌子さんの2人が裃(かみしも)姿で豆まき役を務めた。鬼に扮(ふん)した利用者を追い、施設内の各部屋や隣接するグループホームひだまりの家などを回り、「鬼は外、福は内」と落花生をまいた。「ごもっとも、ごもっとも」と合いの手が入った。
全国高校スキー地元健闘 白馬高 横川選手ジャンプ入賞
 全国高等学校スキー大会競技初日の3日、白馬村内の各会場で、大回転やクロスカントリー、ジャンプなど各種競技が行われ、熱い戦いを繰り広げた。ノーマルヒル(HS98、K点90b)スペシャルジャンプで、白馬高校2年の横川良太選手が7位入賞を果たすなど地元勢も健闘を見せた。 スペシャルジャンプは、白馬ジャンプ競技場で行われ、39人のジャンパーが白銀の白馬に舞った。横川選手は、1本目82・5b、2本目79・5bとまとめた。距離点や5人の審判による飛型点などで合計184・5ポイントを獲得し、見事入賞を果たした。
 大町市相生町の市立かえで保育園(岡澤節子園長・園児62人)は3日、「豆まき」を行った。年の数より1つ多い豆を食べたり、豆をまく習慣を物語で学んだりと「節分」について知識を高めた。 季節の行事を楽しむとともに「イジワル鬼」や「おこりんぼ鬼」を心の中から追い出して思いやりの心を育てるねらいで毎年恒例の行事。 未満児を含む園児たちは年齢ごとに工夫し工作したお面をかぶり園庭に集まった。鬼役の年長児が「悪い子はどこだー」と叫ぶと同時に、年中以下の子どもたちが「鬼はー外!」と元気よく豆を投げた。
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2月の一覧
お弁当で食理解 大町 こぶし保育園
 大町市栄町の市立こぶし保育園(中村慶子園長・園児69人)は3日、「おべんとうバイキング」を給食の時間に開いた。遊戯室に集まった子どもたちは迷いながらおかずを選び弁当箱に詰め、友達と見比べながら昼食を楽しんだ。 好きな物だけでなく体の健康を考えどんな物を食べたら良いのかを子どもたちが自主的に考える事をねらいとし、楽しみながら食への意識を向上させる食育の一環として昨年に引き続き実施した。
中部電力が優秀賞 YDCコンテスト表彰式
 第19回ヤングドライバークラブ(YDC)事故防止コンクールで、大北管内では、中部電力大町電力所ヤングドライバークラブ(北川原進会長、7人)が優秀賞を受賞した。伝達式は3日、大町署で開き、吉原保・大町署長と曽根原久義・長野県安全運転管理者協会大町支部長が賞状を手渡した。 同クラブは、大町地区のYDC連合会が発足して間もない昭和58年に発足。YDCとして交通安全週間での啓発活動に参加するほか、会員同士での危険予知の勉強会などを開催している。
「鬼は外 福は内」 松川南保育園で節分
 松川村の松川南保育園(北村弥生園長)で3日、節分行事の豆まきが行われた。全園児106人がそれぞれ手づくりした鬼の面とマスを手に参加し、鬼に豆をまいて福の神を呼び込み、ことしも良いことがあるようにと願った。 恵方巻きや豆まきの風習などを学んだ園児らの前に赤、青の鬼に扮(ふん)した民生委員が太鼓の音とともに登場。突然の鬼の襲来に子どもたちは「鬼は外、福は内」の掛け声とともに勢い良く豆をぶつけた。鬼を退治すると「福の神」役の民生委員が現れ、園児らとともに「いいことがいっぱいありますように」と願いを唱え、年の数だけ豆をほおばった。