大町の天然雪楽しんで 商議所が浜松に提供
 大町市の大町商工会議所は8日、静岡県浜松市の浜名湖ガーデンパークで開いた「ウインターフェスティバル2009」に大町市の天然雪を提供し、雪が少ない浜松の市民に雪国の楽しみをPRした。
 雪を提供したのはメーンイベントの「水辺のゲレンデ雪遊び大作戦」のそりゲレンデと雪遊び広場。立山黒部アルペンルート扇沢駅周辺の雪原から前日に採取した約100dの雪がトラック5台で夜を徹して運ばれ、会場に広げられた。当日は晴天に恵まれ、子どもたちはそりや雪だるま、雪合戦などで人工雪と違う感触と戯れた。
小谷合併50周年 村の歩み一冊に
 小谷村は、合併50周年に合わせた記念誌「人活き、人集う! 山村小谷再生」を作成した。写真をふんだんに使い、50年の歩みと目指すべき姿が凝縮された一冊に仕上がった。村は「これまで培ってきた歴史文化を振り返ると同時に、村民と行政が協働する地域づくりの必要性を感じとってもらえれば幸い」としている。今月中に村内全戸に配布される。
 記念誌はA4判フルカラー50n。タイトルには「すばらしい環境など山村の持つ資源を活かし、人間力を発揮した村づくりを目指したい」との願いを込めた。完成までに約1年を費やした。
スーパーの仕事見学 大町北小3年 社会科授業で

 大町市の大町北小学校3年生は社会科の授業でスーパーマーケットについての学習に取り組み社会見学を実施している。10日は、1組の28人が同市不二塚町の叶シ友大町店を訪れ、商品の陳列や働く人の姿、店舗独自の工夫や取り組みを実際に見たり聞いたり、体験しながら知識を高めた。
きょう大町あめ市 雪まつり合わせ多彩

 恒例の「大町あめ市」は11日、本通り商店街を中心に行われるが、同商店街では前日から、福あめの販売や一部露店が営業を始めるなどにぎわいを見せている。
 同日は、おおまち雪まつりの「まちなかイベント」も行われる。ことしは雪不足で、雪像やミニかまくら、雪のキャンドルなどの設置はないが、各種セールなど計画し「あめ市」と合わせてにぎわいそうだ。

2009年2月11日(水)付


ライチョウ調査踏まえ会合 白馬乗鞍の冬季利用検討会

 小谷村で9日、白馬乗鞍岳周辺における冬季利用のあり方検討会の今季初会合が開かれた。目前に迫ったロープウエイ運行やヘリスキーの実施に向け、ライチョウ生息状況などの調査結果を含め、今シーズンに入山規制する区域設定の検討に入った。
 会合では、同村の依頼により、白馬乗鞍岳周辺のライチョウの生息状況や行動について調査する山岳環境研究所の肴倉孝明さんがこれまでの調査結果を報告した。
新津きよみ作品一堂に 大町図書館特設コーナー
 大町市の市立大町図書館(臼井正子館長)で10日から、市内出身の小説家・新津きよみさんの作品を一堂に並べた「新津きよみ 作品特別展」が始まった。受付カウンター前の特設コーナーには1988年の、デビュー作「両面テープのお嬢さん」をはじめ、最新刊の長編ホラー小説「ひとり」など全71作品のうち68タイトルが並んでいる。
 新津さんのデビュー20周年記念と著作全作品の寄贈に感謝を込めて開催。「トライアングル」のドラマ化で中高生ら若い人たちの話題にも取り上げられている事から、これまでの作品にも触れ親しんでもらおうとコーナー設けた。
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