2009年2月13日(金)付


「振り込め詐欺注意」 大町署 あめ市で呼びかけ
 大町署と大北防犯協会連合会は11日、大町市中央通商店街で開いたあめ市に合わせ、振り込め詐欺の防止を呼びかけるあめを配った。管内で増加する振り込め詐欺の被害を食い止めるため、多くの市民らが集まるイベントでPRした。署員4人や防犯協会員らが、商店街の街頭でイベントにちなんであめを配った。あめには「オレオレ」「融資保証金(貸します詐欺)」「架空請求(支払え詐欺)」「還付金(返します詐欺)」の例を紹介する紙片を同封し、「ストップ振り込め詐欺」と訴えた。あめ市での防犯PRは初めてという。
大北に雪 木崎も雪景色
 大北地域は11日夜から12日未明にかけて一時的に降雪と気温低下が重なり、大町市平の木崎湖は12日早朝、今冬初めて大半が結氷し、青空に白い湖面が映えていた。木崎湖では北部の一部では水面が見えたが、湖南端から沖まで氷が張り、一面が白く染まった。一部では氷の膨張でひびが入る現象も見られた。湖に隣接する木崎湖キャンプ場によると、ことしは暖冬で氷が張ること自体がまれで、「ここまで大規模な結氷は数年ぶり」という。
春ハクサイ種まき 大町中部育苗センター
 大町市平のJA大北中部育苗センターで12日から、ハクサイの種まきが始まっている。栽培に取り組むアグリサポートの職員らが5月の出荷に向け、「彩黄」を中心に約18万5000粒の種まきに汗を流している。初日は、同社や「グリーンファームいけだ」の職員ら11人が参加し、手作業や機械などで、約4万粒をトレーの培土にまいた。土で覆ったトレーを次々とハウス内に搬送していった。ハクサイは、種まきから4、5日で発芽する。室温14度以上に保たれたハウス内で、4月上旬ころまで育てられ、池田町の農地に定植。5月に収穫を迎えるという。
大カエデ 雪化粧 池田
 11日夜から12日未明にかけて降り積もった雪で、池田町広津大峰高原の大カエデがほんのり「雪化粧」した。日中の暖かさを受けて12日午前中でほとんど雪は消えてしまったが、朝早くから雪景色を写真におさめようとカメラを片手に訪れる人が多く見られた。高原は青空が広がり、枝に雪を乗せた大カエデが見事なコントラストを見せていた。撮影に訪れた人は「早くしないと暖かさで枝から雪が全部落ちてしまう」と急いでシャッターを切っていた。
春告げるフクジュソウ 国営公園で開花
 安曇野市堀金烏川の国営アルプスあづみの公園水辺の休憩所北側の土手では、フクジュソウが黄色い花を広げ始めた。12日は久しぶりの降雪となり花もしぼんでしまったが、訪れた人は春を心待ちにしている様子だった。 フクジュソウは、キンポウゲ科の多年草。春の訪れるを告げる花として知られ、「元日草」の別名を持つ。鮮やかな黄色い花を咲かせる。公園のフクジュソウは昨年は2月19日に咲き始めており、1月末から2月に入ってから続いた暖かさのため昨年より開花が早くなった。
開業50周年特別企画 21日 八方尾根火祭り
 白馬村の白馬八方尾根スキー場で21日、伝統の火祭りが行われる。同スキー場が開業して50年目を迎えたことから、当時の板を使った滑走や技術の変化などスキーの歴史を振り返る特別企画を用意している。恒例のたいまつ滑走や打ち上げ花火のほか、さまざまな催しで来場者をもてなし、節目を祝う。火祭り実行委員会メンバーは連日、準備に追われる。 火祭りは今回で39回目を迎える。
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