2009年2月20日(金)付


大町に集い技術交流 新生児医療フォーラム
 第11回新生児呼吸療法・モニタリングフォーラム(通称・信州フォーラム)が18日午後から、大町市文化会館を会場に始まり、20日まで開催される。信州・県観光協会後援、大町市共催、市観光協会協賛で、全国から医師、看護師、企業関係者ら昨年を約100人上回る800人余が参加した。安曇野市の県立こども病院総合周産期母子医療センター新生児科医局内に事務局を置き、新生児科部長の中村友彦さんが事務局長を務める。日本の新生児医療の発展と会員相互の親ぼくを図るとともに、地元の長野の振興を目的に平成11年から毎年開催している。
繁盛♀閧「あめ市
 松川村のあめ市が19、20の両日、同村セピア安曇野前の駐車場を中心に開かれている。同村のあめ市は安曇野最後に開かれる。緑町に商売繁盛を祈願した「市神様」が祭られ、参拝客が訪れていた。同会場では村内で買い物をした客を対象に松川スタンプ会による福引きやかす汁が振る舞われ、にぎわった。同村のあめ市は昔から日取りを変えず開いてきた。現在は、福まきのほか市神様が村内商店をまわる同地区の子どもたちによるみこし担ぎなどが行われている。
アルミ缶収益で車イス贈る 大町北小 特養老カトレヤに
 大町市の大町北小学校(丸山峯男校長)は19日、体育館で児童集会を開き、児童会のふれあい委員(鈴木仰委員長)が交流のある同市平の特別養護老人ホームカトレヤ(長澤勝弘所長)に車イス2台を寄贈した。同委員会が中心となり全校児童が取り組んだアルミ缶収集活動収益金を充て施設利用者が必要としている品物を贈った。同校では、お年寄りたちのために何か役に立てることはないかと17年度から、アルミ缶回収を行ってきた。全校児童や卒業生が目標に向かい努力した結果、約6万個の空き缶でこのほど9万円の収益となった。同委員らは同施設と話し合う中で、車イスが利用者の足代わりだけでなく生きていくために必要な道具の一つだと知り購入を決めた。
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2月の一覧
3年間の集大成披露 穂高商業で研究発表
 安曇野市穂高の穂高商業高校(大野整校長)で19日、卒業を控えた3年生による、課題研究の発表会が行われた。集まった1、2生や地域住民に向けて、3年間の学習の成果を披露した。発表会では、商業科11講座と会計科1グループが、企業分析やビジネス用のプログラムなど、それぞれのテーマで研究の内容を発表。なかには地域経済に目を向け、商店街の活性化をテーマに、菓子など新商品の開発や、チラシ作りを行った生徒もいた。会場では、併せて卒業生を送る会を開き、在校生が編集した映像を披露。スクリーンに映し出される、卒業生の3年間や在校生のメッセージに、生徒から歓声が起きた。
振りこめ詐欺「注意」 穂高郵便局で防止訓練
 安曇野署や安曇野防犯協会連合会は18日、振り込め詐欺被害防止訓練などを安曇野市穂高の穂高郵便局で開いた。中信地区の郵便局員約40人が参加。エクスパック(定形小包)を使った詐欺など巧妙化する手口を体験し対応策を学んだ。強盗事件発生時の対応防犯訓練もあった。 署員扮(ふん)する模擬被害者がATMや窓口での現金振り込み、エクスパックに現金を入れての振り込みなどを実践。局員たちは不審な点をつき、息子への連絡を促すなど、詐欺被害に遭っていることを気づかせた。
「信州に泊まろう」PR 大北安曇野でも一斉に
 県と県観光協会は20日から、県民を対象に県内の宿泊施設の利用促進を図る「信州に泊まろう・県民宿泊キャンペーン」を実施する。これに先駆けて18日に、県内一斉にPRを行い、大北安曇野地域でも、6市町村の観光関係者らが、大町市のジャスコ新大町店前で、来店者に参加を呼び掛けた。キャンペーンは7月20日までの期間中、県内の宿泊施設に泊まると、宿泊回数に応じて宿泊補助券や県産品が当たるというもの。宿泊施設や旅行会社が協力し、特典や割引の付いた宿泊プランの提供なども行う。