華麗なターン競う 白馬でフリースタイルスキー
 白馬村のサンアルピナ白馬さのさかスキー場で21日、全日本スキー連盟A級公認の第27回フリースタイルスキー選手権大会モーグル競技(県スキー連盟主催)が行われた。国内のトップスキーヤーが集まり、一流のターンやジャンプで会場を沸かせた。 昨シーズンの国内年間ポイントランキング120位以内の男子と、80位以内の女子に限り出場できる全国大会。同スキー場パラダイスゲレンデモーグルコースで行われた。 2つのバンプス(ジャンプ台)がある全長約210bのコースで争われた。選手たちは、国内ランキング上位者とあって、華麗なターンで滑走し、ひねりを加えながら後方に一回転する難易度の高い大技を繰り出していた。

2009年2月22日(日)付


風土や景観生かす建築を 県建築士会大北 大町で50周年記念シンポ
 (社)長野県建築士事務所協会大北支部(小林正芳支部長)と長野県大北地域景観居議会のシンポジウム「建築と地域の景観」が21日、大町市のサン。アルプス大町で開かれた。大北地域の建築関係者らが参加し、風土や景観を生かす観点から、大北地域における伝統的木造建築の必要性について認識を深めた。 同シンポジウムは、同支部の発足50周年を記念し開催。「風土を活かした木の家」をサブテーマに、伝統的な木造構法を伝承する設計士や大工職人3人をパネリストに迎えた鼎談(ていだん)などが行われた。
ねこつぐら作り学ぶ 小谷村伊折でわら細工講習会
 小谷村伊折地区の住民は20日、同地区公民館でわら細工の講習会を開いた。同地区は高齢者が多いことから、誰もができる手仕事で交流を深め、冬場の引きこもり防止をはかろうと、定期的に講習会を開いている。 今回は、同地区出身で大町市在住の中村一夫さんの指導で、豪雪の山間地で冬の農閑期に作られていたわら工芸「ねこつぐら」作りを体験した。 ねこつぐらは、わらを釣り鐘のように編みあげた、日本伝統の猫用ハウス。中村さんの話によると、つぐらは「わら製の器」の意味があり、保湿性が高く通気性に優れ、冬暖かく夏は涼しいことから、赤ん坊を入れて子守りに使ったり、飯びつを入れたりと多様な目的に利用されていたという。
ジャパンパラ栂池で開幕 クロカン競技で熱戦
 小谷村の栂池高原スキー場前山クロスカントリーコースで21、22の両日、「ジャパンパラリンピッククロスカントリースキー競技大会」(日本障害者スポーツ協会主催)が開かれている。障害者スポーツ競技の国内最高峰となる大会で、全国からトップレベルのアスリートたちが集まり、気迫のこもったレースを展開している。 例年は白馬村のスノーハープで行われていたが、ことしは雪不足のため同会場のコンディションが悪く、急きょ栂池へと変更になった。
「福祉活動体験生かして」 大町 小中生ボラ塾修了式
 大町市総合福祉センターで6月から福祉活動体験やボランティア活動などを行ってきた「小中学生ボランティア塾」(同市社会福祉協議会主催)が21日、最終講座と修了式を迎えた。全参加者のうち同日受講した市内小中学生17人に修了証が手渡され、今年度の塾が閉講となった。同塾は平成4年から、障害がある人への理解を深めることや、市内小中学生の交流など目的として開講している。今年度の受講者は計28人で過去最高人数となったが、点字や車イスの体験のほか、新たに盲導犬利用者との交流も図った。
安心の地元素材堪能 大町 食材を楽しむ会
 大町市、同市地産地消実行委員会主催の食育・地産地消連携イベント「大町の食材を楽しむ会」は21日、同市平の日向山高原・くろよんロイヤルホテルで約120人が参加して開かれた。料理研究家・横山タカ子さんの講演「風土からみつめる大町の食卓」を聴き、地元産品を材料にした料理の味を堪能した。 牛越徹市長は「食から始まる健康づくりを基本理念に安心安全の食材を求める市食育推進計画を策定しました。年度内にダイジェスト版を全世帯に配布します。この催しが食を通じて地域を考える機会になってくれればと思います」とあいさつした。
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