2009年2月28日(土)付


教諭とスキークラブ交流 白馬 仕事帰りにナイター
 白馬村スキークラブ(丸山星郎会長)は25日、同村白馬五竜スキー場で白馬村教職員とのスキー交流会を開いた。クラブ員と、村内の小・中・高校の教諭ら30人余が参加。それぞれの仕事の終業後にナイタースキーを楽しみながら交流した。 日ごろ子どもたちの指導を担当している教諭らのスキーの腕前は上級ながら、一流のスキー技術を持つクラブの指導員の教えを受けられる機会はめったにないといい、その華麗な滑りに大きな刺激を受けたようすだった。少しでも上達しようと、クラブ員といっしょにゲレンデを滑走しながら、滑りのテクニックを学んでいた。
盲導犬育成のため募金を 大町北小生 学習発表で呼びかけ
 大町市の大町北小学校(丸山峯男校長)で27日、児童が実践を通して学ぶ「やまびこの時間」の学習発表会が行われた。6年1組は視覚障害者との交流を紹介し、盲導犬育成に役立てようと募金を呼び掛けた。クラスの児童31人は5年時から、視覚に障害がある安曇野市穂高の古田綾夫さんや、盲導犬のバルト、アーニーと交流。校内で開いた音楽会に招待し、障害者に対する介助などを経験した。児童たちは交流を機に、障害者や福祉への理解を深めようと、自主的に課題を決めて学習。盲導犬育成にコストがかかり、必要な人に普及しない現状を学び、募金を決めた。
食から高血圧予防 小谷 塩分控えめ料理作り
 小谷村住民福祉課は27日、同村の健康教室の一環として村役場で高血圧予防教室の最終回を開いた。同村の栄養士・横川明美さんの指導で高血圧予防に効果的な塩分控えめの料理を作り、自分にあった食生活について考えあった。 横川さんは最初に、高血圧予防のための日ごろの食生活の注意点について話した。肥満は高血圧、生活習慣病のもととなることから、標準体重にデスクワークが多い人、力仕事が多い人など、その人にあった身体活動レベルの目安をかけ、自分が1日に食べても良い適正エネルギー量を計算。エネルギーを控えるため「主食を適量に」「調理法を工夫」「脂肪を控えめに」という、3つのポイントをアドバイスした。
大町で初 スキー検定会 SAJ指導員とA級公認
 全日本スキー連盟(SAJ)の指導員検定会・A級公認検定員検定会が27日から、大町市のサンアルプス大町やサンアルピナ鹿島槍スキー場などで始まり、理論検定と実技検定が3月1日まで行われる。全国5ブロックで実施するうちの第3会場で、大町市内での開催は初めて。市や市観光協会、市スキークラブ、同スキー場スキースクールなどが運営などに協力。関東甲信越地域から、指導員検定に241人、A級公認検定に35人が参加した。
大町西小の力作並ぶ いーずらで市内学校展
 大町市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている市内の小・中・高校の児童・生徒の作品を各校巡回で展示する「20年度市内学校展」が最終回を迎えた。27日から3月2日までの4日間は、大町西小学校の児童の版画や工作など562点を展示。それぞれの学年の取り組みや学習の様子が作品から感じられる。2年から5年生は手法の異なる版画を出展。運動会や国語で学んだ「スイミー」など、学校生活の一部を学年ごとに表現している。
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2月の一覧
ライチョウ保護規制区改定 白馬乗鞍 冬利用の検討会

 栂池ロープウエイの早春運行やヘリスキーの実施を目前に控え、小谷村や環境省、県などでつくる白馬乗鞍岳周辺における冬季利用のあり方検討会は27日、今季2回目の会合を村役場で開き、ライチョウ保護に向け滑走禁止か所を増やすなどした入山規制区域を設定した。