2010年7月14日(水)付

国営公園開園1周年 17日から記念ウイーク
 「自然と文化に抱かれた豊かな自由時間活動の実現」をテーマに、昨年7月18日に開園した国営アルプスあづみの公園大町・松川地区が1周年を迎え、17日から25日まで「開園記念ウイーク」と位置づけて、安曇野らしいイベントを提供し公園の魅力をPRする。第1期開園区域(75f)にはセンター、保全、林間レクリエーションの3つのゾーンがあり、空中回廊や森の体験舎、デイキャンプ場、大草原の家などが整備されている。豊かな自然環境に恵まれた立地を生かし、安曇野の多彩な魅力を体感できる公園として、開園いらい1年間で約21万人の入場者があった。団体客も多く、食やクラフトなどの各種体験プログラムが人気。真冬のイルミネーションも好評だった。開園ウイーク記念式は18日午前9時から、インフォメーションセンター前で開く。公園スタッフの新ユニホーム発表、記念グッズプレゼント(記念式参加者対象)など行う。

統合新園来年3月に もみのき・こぶし着工
 大町市もみのき・こぶし保育園統合改築工事の安全祈願祭と起工式は13日、現こぶし保育園に隣接する同市栄町の現地で開いた。大町地区の北西部の子どもたちをはぐくむ新たな施設の完成と来年3月の供用開始を目指し、工事の安全と無事の完成を祈った。施工業者主催の安全祈願祭には市や市議会、地元の関係者、設計・施工業者など約50人が参列。祝詞をあげ、刈り初めやくわ入れなどの神事や玉ぐしをささげ、工事の安全を祈願した。もみのき保は昭和44年、こぶし保は昭和45年にそれぞれ第五・第六保育園として建てられ、増改築を重ねながら40年にわたり使われてきた。園舎の老朽化や入所園児の減少、送迎用駐車場の確保などの理由で統合が求められ、改築が決まった。
池田町 1週間遅れ250匹 花見のホタル最盛期
池田町会染の花見地区で、ホタルの名所が最盛期を迎えている。12日は、同地区の住民でつくる「花見ホタルの里づくりの会」(丸山隆盛会長)が、約250匹のゲンジボタルを確認。飛び交う光が来場者を楽しませた。 ことしは例年と比べ、4月の天候不順の影響で、最盛期が1週間ほど遅れ、数も少なめというが、町観光関係者がPRを行い、町内外から情報を聞きつけた、多くのファンが訪れているという。同地区の小川では、日没後ホタルが姿を見せ始めると、カメラを手にした写真愛好家や、家族連れなど多くの来場者が、光の乱舞を観賞。川沿いの茂みに群がった、ホタルが一斉に飛び立つと、住民たちから、「きれい」と歓声が上がった。
身の引き締まる思い 白馬村長選当選証書付与
 白馬村選挙管理委員会(太田米吉委員長)は13日、任期満了に伴い11日投開票された白馬村長選挙の当選証書付与式を村役場で開いた。再選を果たした太田紘煕氏(68)=飯田=は当選証書を手に「身の引き締まる思い」とあらためて重責を実感していた。 太田委員長は「当選の感激を忘れず、有権者の一票一票に託された思いを無にすることなく、村政発展に尽くされますよう。政治家は体が資本と言います。体に気をつけて頑張っていただきたい」とあいさつし、当選証書を手渡した。 太田氏は「重み有る当選証書。厳しい選挙を振り返り、初心に戻り村政発展、村民の幸せのため誠心誠意努めたい」と述べた 太田氏は3月一般質問で出馬を表明。新人との一騎打ちを制し再選を果たした。8月7日、2期目の初登庁を迎える。
高山植物保護へ決意 白馬グリーンパト結隊式
 白馬連山を中心とした北アルプスで自然保全活動を展開する「白馬グリーンパトロール隊」の本年度結隊式が13日、白馬村保健福祉ふれあいセンターで開かれた。全国各地から集まった隊員11人が高山植物保護を中心とした夏山パトロールに取り組む。白馬グリーンパトロール隊の活動が始まってことしで40周年を迎える。 結団式には11人のうち9人が参加した。北アルプスを管轄する中信森林管理署の下平敦署長から委嘱状を受け取った。ことしの活動は、8月27日までの46日間にわたり、村営の白馬岳頂上宿舎を拠点に、高山動植物の保護や美化活動などに努める。
大糸タイムス日帰りバスの旅 9月5日木曽路満喫
 大糸タイムス友の会が主催する恒例の「日帰りバスの旅」は、9月5日に実施する。ことしは寝覚の床、妻籠宿、ホテル木曽路などを巡る木曽路の旅。8月17日まで参加者を募集する。コースは中央道伊那ICから権兵衛トンネルを抜ける快適なアクセスで、木曽八景の景勝地・寝覚の床に向かう。次に日本最初の町並み保存地区・妻籠宿を散策。妻籠宿は木曽十一宿の中でも、とりわけ中山道の宿場町の風景が残され、江戸時代にタイムスリップしたようなひとときを体験できる。お楽しみの昼食は南木曽温泉のリゾートホテル「ホテル木曽路」の会席膳。同ホテルでは美肌の湯として知られ、毎分357gのゆう出量を誇る天然温泉をふんだんに使った大浴場、露天風呂も満喫する。ゆっくり汗を流した後は、清内路峠を越えて飯田市の貧乏神神社へ。「災い転じて福となす」を極意にプラス思考の大切さを説き、「元気の出る神社」として数々のマスコミに取り上げられている同神社を参拝、続いて酒蔵でショッピングを楽しみ、飯田ICから帰路に就く。当日は大町市文化会館に集合し、午前7時に出発。帰りは午後6時30分ごろ帰着予定。会費は大人6000円、小人3000円(昼食・飲み物等込み)。参加資格は大糸タイムス愛読者、友の会会員および会員事務所の従業員と家族。先着80人になり次第締め切り、最少催行人員30人。
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