2010年7月16日(金)付


新聞制作の工程学ぶ 美麻中生が職場体験
 大町市の美麻中学校(山浦和彦校長)1、2年生27人は15、16の両日、市内11の企業で職場体験学習を行っている。大糸タイムス社には15日、2年生の桑山宙大さん(14)と1年生の牛草大和さん(12)が職場体験に訪れた。取材から文章の書き起こし、紙面づくり、新聞完成までの工程を学んだ。同校の職場体験は、働く体験を通して勤労の意義、尊さを学び、マナー向上などを図るために毎年1、2学年が行っている。桑山さんと牛草さんは、本紙記者とともにぽかぽかランド美麻や美麻保育園へ職場体験に訪れている友人を取材。ぽかぽかランド美麻では、清掃作業をする友人らに「調子はどうですか」「どんなことを学びたいですか」などと質問。的確にメモを取ったり、写真撮影を体験した。新聞が出来上がるまでの作業を学んだ。
栂池の自然体験を キッズ環境キャンペーン 20日から
 白馬観光開発樺フ池営業所は20日から8月31日まで、小谷村の栂池自然園を訪れる家族連れの、子ども分のゴンドラリフトとロープウエイ、自然園入園料を無料にする「キッズ環境キャンペーン」を実施する。 同社では、国内有数の高層湿原である栂池の貴重な自然を守るため、自然環境の保全に問題のある車の入山を止め、代替輸送としてロープウエイの運営にあたっている。また貴重な自然を次世代に引き継ぐため、地元自治体や事業者と共同による環境保全に積極的に取り組んでいる。 キャンペーンは同社が「ネイチャーワールド栂池高原の取り組み」と名付けている自然環境の保全活動を展開する中で、次代を担う子どもたちに同園の貴重な自然を観察してもらうことで自然の大切さ、環境保全、エコに関心を高めてもらおうと数年前から行っている。
白馬ジャンプ場バックに バギー体験が人気
 長野五輪の舞台となった白馬ジャンプ競技場をバックにバギーのエンジン音が鳴り響く。通年楽しめるアトラクションとしての定着を願い、昨年から営業を始めた白馬村八方のオフロードバギー運転体験施設「白馬デューンバギーアリーナ」。休日には観光客を中心に100人を超える乗車希望者があるなど人気を呼んでいる。 同施設は、30年来にわたりスキーで白馬を訪れている、大阪の印刷会社経営者が、長きにわたる村民との交流など通じ、思い入れある白馬のための新事業として展開した。
白馬公民館旬の味ジャムに ブルーベリーを加工
 白馬村公民館の生涯学習講座・ふれあい教室の初企画「農産物加工講座」の7月の実習が14日、行われた。同村神城の「しろうま農場・白馬ブルーベリー園」で今が旬のブルーベリー摘みを体験し、収穫したブルーベリーをジャムに加工する技術を習得した。 参加者は、同村神城の農業体験実習館で摘みたてのブルーベリーを使ってジャムに加工する作業に取り組んだ。同村の「白馬地場産推進会」の太田光代さんらが講師をつとめ、調理のポイントを指導。砂糖の配合や火を止めるタイミングなど、長年の経験で培ってきた熟練の技を惜しみなく伝授した。参加者は真剣な表情で鍋を見つめながら交代で煮詰め、共同作業による手作りジャムを完成させた。
梅雨に負けずにプレー 中信マレット大町大会
 中信地区マレットゴルフ連盟(中島睦会長)は15日、第26回中信地区マレットゴルフ大町大会を大町市運動公園マレットゴルフ場で開いた。北は小谷から南は塩尻まで中信14支部から選抜された206人が集まり、プレーを通して健康を増進し親ぼくを深めた。参加者たちは花火を合図にプレーを開始、南北36ホール、パー144のコースでストロークプレーで競い合った。松林のマレットゴルフ場に、ボールを打つ快音が響いた開会式では、大町地区の小林利治さんが「梅雨前線をものともせず正々堂々最後まで全うすることを誓います」と選手宣誓した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

7月の一覧
ハーモニカで親ぼく 池田町 ふれあいサロン滝沢
 高齢者の交流を図る、池田町の「ふれあいサロン滝沢」(藤沢今朝雄会長)は14日、町総合福祉センターで開いた。滝沢地区から参加した65歳以上の住民約30人が、ハーモニカの演奏など歌を楽しみながら、仲間との親ぼくを深めた。交流会は、各地のステージで活躍する、大町市の鳥羽繁雄さん夫婦が出演し、高齢者になじみ深い昭和の歌謡曲や唱歌、詩の朗読などを披露。お年寄りたちが演奏に合わせて、手拍子を打ったり、歌を口ずさんでいた。 「いけだデイサービスセンター高姫」の職員による「らくらく体操」講座も開き、お年寄りたちが、音楽に合わせて、楽しみながら気軽にできる運動を学んだ。