白馬の自然に触れる中国留学生が村長表敬

 白馬村にホームステイしている東京大学や早稲田大学などで学ぶ中国人留学生男女8人が28日、太田紘煕村長を表敬訪問し、観光面における両国の連携のあり方などについて意見を交わし、日中友好の懸け橋としての認識を深めた。
 太田村長は留学生の来村を歓迎。中国観光ビザの規制緩和など背景に、現在村で推進している中国からの誘客活動の説明など交えながら、観光で発展してきたを白馬を紹介した。
生徒安全万一に備え 不審者想定し防犯訓練 堀金中

 安曇野市堀金の堀金中学校(宮下正校長)は28日、校内に侵入した不審者を想定した、防犯訓練を行った。同校教職員ら約20人が、刃物を手にした不審者に対応する本格的な訓練を行い、生徒の安全に向けた課題を探った。
 訓練では、不審者に扮(ふん)した教諭が大声をあげながら教室に侵入し、生徒役の教諭を人質に校内を逃走。職員たちが連絡を取り合いながら校内に知らせ、不審者への説得や警察への通報を実践した。
夏の滑り技楽しむ 鹿島槍 ビッグエアーバッグ
 大町市平の鹿島槍スポーツビレッジ(鹿島槍スキー場)の中央駐車場特設コースに土日と祝日、ウインターシーズンに人気だった巨大なエアークッション「ビッグエアーバッグ」が登場した。夏でも気軽に楽しめる施設に、多くのスキーヤーやスノーボーダーがジャンプ台から滑り空中で技を決めたりと楽しんでいる。

 エアーバッグは、冬期に同スキー場に導入されたもの。斜度20度のプラスチックブラシ面を滑走して40度の角度から飛び出し、空中で技を決めたり回転したりと楽しむことができる。平均10bの飛距離で幅11b、長さ15bの厚みもあるエアーバッグに着地するため、安全性が高い。松本市から訪れた男性は「雪の上と感覚が少し違うけれど、新しい感覚で恐怖心もあまりなくできるのでは」と話していた。
岩岳ゆり園整備ボラ 白馬中学校キャンプ

 白馬村の白馬中学校1年生92人は26、27の両日、岩岳スキー場で1泊2日の学校キャンプを行った。27日はプログラムの一環として、同スキー場内にある「白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー」で、来季のゆり園がきれいに花を咲かせるための園内の整備ボランティアを体験し、自然に親しみながら地域の産業に理解を深めた。
塩の道広域観光官民で 「未知を歩こう」推進会議

 大北、安曇野市、松本市、糸魚川市など大糸線沿線の行政や商工・観光関連団体、ガイドの住民団体などは28日、「北アルプス塩の道『未知を歩こう』推進会議」の初会合を大町市のサン・アルプス大町で開いた。JRの信州デスティネーションキャンペーン(DC)やリゾート列車運行に向け、「塩の道」を広域的に歩くコースを設定し、魅力ある広域観光資源としての発信をめざし、「北アルプス塩の道浪漫(ろまん)ウオーク」を開催する。

2010年7月29日(木)付


もんぺの会民話と講演 池田町公民館こがね塾

 池田町公民館は28日、おおむね75歳以上の住民を対象にした、生涯学習講座「こがね塾」の第2回を開いた。受講生約30人が、大町民話の里づくり「もんぺの会」=大町市=の民話や、講演などを楽しみながら、地域文化への理解を深めた。
 同会は戦国武将・佐々成政が、富山から冬の立山を越えて大町に至った、伝説「さらさら越え」を紙芝居で披露。登場人物の苦悩や喜びを情緒豊かに表現し、参加者はじっくりと聞き入っていた。
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