「移住ガイド」で不安解消 小谷村 プロジェクトチームが作成
 小谷村の役場観光振興、住民福祉の職員らで構成する「古民家利活用プロジェクトチーム」はこのほど、村への移住・定住希望者に向けた「信州小谷村移住ガイド」を作成した。
移住希望者が外から見た田舎暮らしの印象と現実に温度差が生じることを知ってもらい、疑問や不安を一つずつ解消した上で、小谷村でより良い新生活をスタートしてもらうのが目的。実際に移住したIターン者の生の声がふんだんに盛り込まれている。
八坂訪れプロの技披露 フットサル小宮山選手
 フットサル日本代表キャプテンとして活躍するFリーグ・バルドラール浦安所属の小宮山友祐選手(32)が30日から3日間の日程で、大町市八坂を訪れ、地元小学生らと交流を深めている。小宮山選手は、子どもたちとともに汗を流すなか、仲間を思いやる気持ちや夢を持つことの大切さなど伝えた。
 小宮山選手のファンである八坂地区のフットサルチーム「Yaさっかー」代表・吉田敏之さんのオファーにより交流が実現。ことしで2年目を迎えた。吉田さんは、子どもたちの健全育成とともに、地域の活性化への願いも込めている。
海産物販売で被災地応援 池田町商工会「ひな市」
池田町商工会は3月31日から2日間、恒例の「ひな市」を2丁目のスペースゼロで開いている。ことしは東日本大震災で被災した同じ商業者を応援しようと、「宮城県女川町大海産物まつり」と題し、特産の水産加工品を販売している。
町商工会は、住民有志でつくる「池田町民ネットワーク」の被災地支援をきっかけに、女川町商工会を通じて支援活動に乗り出した。震災から1年以上が経過し、津波で店舗を流された水産加工品販売の事業所が、事業を再開したのを受け、「ひな市」で販売するかまぼこや干物などを購入した。
プレミアム商品券発売時に購入者から募った募金や協賛店の協力金、あめ市での売り上げの一部などを購入費に充てた。
会場では、家族連れなどが訪れて水産加工品を試食。「潮の香りがしておいしい」と話し、商品を買い求めていた。ほかにも池田町の特産品販売や大抽選会なども行われ、イベントを盛り上げている。
花の名所や見どころ紹介 白馬村観光局信パンフレット
 白馬村観光局はこのほど、「白馬春だより」と題した新パンフレットを作成した。雪どけとともに美しい花々で彩られる同村の豊かな自然を切り口に、グリーンシーズンに訪れる観光客らに花の名所や見どころを紹介。村の春の魅力PRに役立てる。
 パンフレットはA4判。表紙には観光名所の一つ、大出の吊り橋の写真を背景に、フクジュソウ・カタクリ・ザゼンソウ・ミズバショウといった、これから見ごろを迎える、春を代表する花々を紹介している。
 見開きページにはサクラの名所と観光スポットを地図とともにわかりやすく示し、裏表紙には春のイベント情報を掲載した。地域の自然に詳しい、白馬マイスターが案内する姫川源流・親海湿原ネイチャーウオーク、早春から初夏の八方尾根を楽しむツアー情報も載せ、満足度の高い旅を提案している。
アニメ聖地 自転車で巡る 企画ムック 木崎湖を取材
 東京都の出版社、三才ブックスは、アニメの舞台を自転車で巡る企画のムック「サイクルクリップ」の第2号で、大町市の木崎湖を取り上げる。28、29の両日、取材班が現地を訪れ、舞台となったスポットや周辺観光地を取材した。
木崎湖は「おねがい☆ティーチャー」(2012年)で、ファンが訪れる「聖地」として知られる。同誌では作品放映から10年の節目を迎える木崎湖に着目。湖畔や近隣のサイクリングコースなどが充実し、自転車好きのファンが実際にロングライドや輪行で訪れることも多く、魅力があるという。
取材には、同編集部の斎藤俊さん(38)や聖地巡礼アドバイザーの柿崎俊道さん(36)らが訪れ、海ノ口駅や木崎湖キャンプ場などで取材。地元のYショップやJR信濃大町駅など関係者にも取材し、木崎湖が愛されてきた10年間をたどった。アニメに登場した場所にとどまらず、仁科神明宮や大王わさび農場など、自転車で足を延ばし楽しめるスポットを巡った。
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2012年4月1日(日)付