「小谷を知ろう」杜氏と語る 古民家で銘酒味わう会

 小谷村で古民家ゲストハウスを営む辰巳明さん宅でこのほど、元小谷杜氏の山田和男さんを講師に「小谷杜氏と酒で語る会」が開かれた。
かつて山村留学で学んだOBと保護者という体験を生かし、「小谷を知ろう」をテーマに、小谷を中心に人と人をつなぎ交流の輪を広げる取り組み。酒造りの思い出話に耳をかたむけながら、小谷杜氏の流れをくむ銘酒を味わった。
統合控えにぎやかに 池田北保育園で入園式
 池田町の池田北保育園(宮島雪江園長)で4日、入園式が行われた。南・北統合に伴う新園建設のため、旧南保育園通園地区の園児もあわせて、143人の園児が出席。新入園児49人を含めて、遊戯室には例年の2倍ほどの園児が集まり、にぎやかな新年度を迎えた。
北保育園では、園児の増加にあわせて、事務室の一部を1歳児室に改装するなど対応をした。南保育園跡に建設される池田保育園は、来年4月の完成を予定している。
園児たちは、しばし親元を離れて泣き顔を見せたり不安そうな表情を浮かべていたが、出欠確認で担任保育士から名前を呼ばれると元気良く返事をしたり、早速友だちと仲良くなったりと保育園生活を始めていた。
大町市の特産・名産品等を振興する会 商工振興に役立てて
解散に伴い商議所に現金寄付

 先月末で解散した「大町市の特産・名産品等を振興する会」(高橋正雄会長)は3日、財産として残った現金26万円を、市の商工振興に役立ててもらいたいと大町商工会議所に寄付した。
 同会は、特産品の研究や開発販売など通じた地域活性化を目的に、市内の複数業者により、昭和63年8月に発足した。「い〜ずら大町特産館」の立ち上げにも積極的に携わった。
 特産館も軌道にのるなか、同会の目的も一定の成果を見たとし、ことし2月の総会で解散を決めた。県外での特産品販売の売上金を積み立ててきた財産については、商工会議所に託すとした。
入園式 心弾ませ第一歩 白馬・小谷の保育、幼稚園
 新年度を迎えた白馬村と小谷村の保育園・幼稚園では3日、一斉に入園式が開かれた。白馬村のしろうま保育園(太田昭子園長)では、在籍する園児数が過去最高の172人となり、心を弾ませながら新たな集団生活への第一歩を踏み出した。
 真新しい園児服に身を包んだ新入園児は、保護者に手を引かれ少し緊張の面持ちで入園式に臨んだ。園長から「新しいクラスでたくさん考えて遊んで、お友だちと仲良く手をつなぎ、歩いて走ってジャンプして、みんなといっしょに少しずつ大きくなっていきましょう」とお祝いの言葉をかけられると、元気いっぱいの返事を返していた。
白馬から観光振興策学ぶ 中国スキー場関係者が視察
  中国吉林省北大湖スキー場の運営会社役員ら8人が2日から4日まで、白馬村を視察に訪れた。冬季オリンピックを経験し、豊かな自然と設備を備えた冬季観光の先進地から、観光振興策を学んだ。
視察団は3日、村スキークラブの案内で白馬八方尾根スキー場やオリンピック記念館などを見学。村観光局で村内観光の現状を紹介され、村民の7割以上が観光に携わる地域産業などについて説明を受けた。
北大湖スキーは1993年に開業し、2007年にアジア大会、2009年にワールドカップの開催地となった。急速にスキー場開発が進む中国国内にあって、冬季観光産業の先駆けとなっている。
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4月の一覧
集団生活スタート 大町市内8保育園入園式

 大町市内8保育園で3日、24年度入園式が一斉に行われた。真新しい園児服に身を包んだ127人が新しい仲間となり、初めての集団生活をスタートさせた。
このうち、平のしらかば保育園(長沢育子園長)は、11人の新入園児を迎え、遊戯室で式を開いた。大勢の保護者らが見守る中、一つずつ進級したお兄さん、お姉さんたちがお迎えの言葉と歌で歓迎した。

2012年4月5日(木)付