子どもの安全登下校見守る 小谷村有志が「ふれあい番所」
 小谷村で5日から、地域児童生徒の登下校の安全を見守る「こどもふれあい番所」(宮沢治男代表)の見守り活動が始まった。初日はボランティアスタッフ全員が集まって子どもたちの登校を見守り、新1年生をはじめとする児童生徒に顔を覚えてもらえるように努めた。
 入学式を終え本格的な学校生活が始まった登校初日は、雪と強風が吹き付け、子どもたちの視界を奪うあいにくの悪天候。スタッフはいつも以上に見守り活動に力を入れ、安全意識の向上を図った。 
 スクールバスを下車して学校に向かう子どもたち一人ひとりに「おはよう」「気をつけていってらっしゃい」と声をかけた。子どもたちは「おはようございます」と元気にあいさつを返し、温かなまなざしに見守られて登校していった。
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4月の一覧
事故防止パトロール出発 大町 春の交通安全運動始まる
 春の全国交通安全運動が6日から始まり、同日、大北地区「安心安全」合同出発式が大町市文化会館駐車場で行われた。15日まで行われる運動のスタートとなる式に、北安曇地方事務所や大北5市町村の交通安全協会員や大町署員ら100人以上が参加。春らしからぬ小雪が舞うなか、パトカーや交通安全対策車など約40台が一斉に地域へ交通安全の啓発に出発した。
県では同運動を「信濃路は ゆとりの笑顔と ゆずりあい」をスローガンとして、子どもや高齢者の交通事故防止を基本に交通安全の徹底を図る。期間中は交通指導所の開設や街頭指導、シートベルトの着用調査などを行っていく。
新生活に期待膨らませ 松川中学校で入学式
 松川村の松川中学校(小幡泰俊校長)で5日、入学式が行われた。村教育委員会の告示を受け、本年度は男子60人、女子41人の101人の新1年生が入学。中学校での新生活へ期待を新たにした。
新入生代表の北澤朱里さんは「中学校での生活に期待と不安が入り混じっているが、早く慣れるよう努力して、松川中生徒として恥ずかしくない中学生になりたい」と決意を述べた。
小幡校長は新入生に「中学には部活や登山、修学旅行などクラスの仲間と楽しい行事がたくさんあるので、学校目標にある『誠実』な中学生に成長してほしい」と話した。
一年間の決意述べる 山村留学生入園の集い 大町市
 大町市の(財)育てる会八坂美麻学園(青木孝安学園長)は4日、山村留学生の入園のつどいを山村留学センターで開いた。都会から訪れた山留生が八坂と美麻の小中学校へ通い、1年間の山村での共同生活を通して豊かな心をはぐくむ。子どもたちは、目標を持って自然とともに暮らす決意を述べた。
ことしは八坂学園19人、美麻学園10人の計29人が、1年間の山村生活を体験する。式典では山留生が、ダンコウバイの枝を小さなわら靴にさして入場し、一年間力を合わせて生活することを誓った。
自己紹介で、新園生は「山村で楽しく過ごしたい」、継続して滞在する在園生は「目標を持って全力を尽くしたい」など、抱負を述べた。
青木学園長は「人をつくるのは風土。これまでの修園生たちは、ここでの生活が今の活躍の背景になっている」と、ここでの成長に期待した。
開通向け準備進む 立山黒部アルペンルート 報道陣に公開

 北アルプスを貫き大町と富山を結ぶ「立山黒部アルペンルートは、10日の部分開通、17日の全線開通に向けた準備が進んでいる。 立山黒部貫光や関西電力などは6日、除雪作業や今冬更新した立山ロープウエー新型客車の点検など本年度営業再開に向けた準備の様子を報道陣に公開した。
イラストで手話親しんで 白馬社協 30回節目に作品展
  白馬村社会福祉協議会は4日から、社協報「そ・ら・ら」に掲載中の、イラストで紹介する手話を集めた、作品展を村保健福祉ふれあいセンター入口で開いている。最新87号でコーナーが30回目を迎え、節目を記念した展示で手話に親しんでもらおうと企画した。
作品は村内ボランティア・杉栄子さんが制作している、「ワンポイント手話」から30点が並ぶ。58号で社協報の名称を募集した際、応募を呼び掛けるイラストをきっかけに掲載が始まった。

2012年4月7日(土)付