運動して介護予防 小谷 「わさびの会」スタート 小谷村地域包括支援センターと、同村のNPO法人・安心生活支援「こごみ」による介護予防事業「わさびの会」が4月からスタートした。認知症や引きこもりが社会問題化するなかで、高齢者の介護予防の必要性・重要性を周知してもらい、社会参加や他者との交流の機会につなげていく。 初回は各公民館でわさびの会の説明と運動、茶話会が行われた。同村の介護予防運動士・矢口直子さんが高齢者が寝たきりの主要な原因となる転倒予防を兼ねた、筋力アップの運動を指導した。 「筋肉が弱くなると体に負担がかかる悪循環につながっていく。簡単な運動を継続し、体を動かすことが大切」と話し、ボールを使ったり、布団の中でも手軽にできる楽しい運動を紹介。参加者は自分のペースに合わせて心地よい汗を流していた。 |
地域の安全守る自覚 セーフティーリーダー委嘱式 大町南小 大町南小学校で10日、わが家のセーフティーリーダー委嘱式が行われた。6年生全児童66人は、大町署と大北防犯協会連合会から贈られたセーフティーリーダーの証である赤い帽子をかぶり、交通安全など地域の安全を守るリーダーとしての自覚を刻んでいた=写真。 児童代表の6年2組の塩野瑠珠さんは「南小のみんなが安全に登校でき、生活できるよう頑張りたい」と抱負を語った。 南小では平成18年度から毎年、6年生をわが家のセーフティーリーダーに任命。大町署や常盤地区防犯協会などの協力を得て、交通安全や防犯など地域の安全活動を実践している。 |
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愛好家集まり大盛況 白馬47スキー場「春はよんなな」 白馬村の白馬47スキー場を会場に7日と8日の両日、「春はよんなな」のスキーイベントが開かれた。毎年この時期に行われている春一番の大イベント。パラレルスラローム&ジャイアントスラローム大会の「ヨンナナカップ」スキー・スノーボードメーカーの来シーズンモデル試乗会が行われ、多くの愛好家でにぎわった。 ヨンナナカップは日本スノーボード協会(JSBA)による、JSBAグレード1の公認大会。上位入賞者にはプロスノーボーダーとなるために必要な高ポイントが取得できたり、優勝者には来期にJSBA全日本選手権への出場権を獲得する権利が与えられる。シーズン最後の選手の活躍を観ようと、ギャラリーも大勢訪れ、華麗な滑りに会場は大いに盛り上がった。 |
首都圏とのアクセス向上 特急バス 長野ー大町線 くろよんロイヤルに停留所 大町市平日向山高原の「くろよんロイヤルホテル」に10日、アルピコ交通が運行する特急バス長野−大町線の「くろよんロイヤルホテル停留所」が新設された。午前8時25分、長野行1番バスの出発を前に、運転手・宮嶋佳純さん(58)に同ホテルから記念の花束が贈られた=写真。 長野駅東口と扇沢を結ぶ同特急バス。停留所の新設は、同ホテルがアルピコ交通に昨秋依頼、観光シーズンを迎える春〜秋季の新ダイヤで実現した。1日5往復、長野駅まで1時間28分。新幹線に乗り継ぎ、同ホテルと東京駅は最短2時間54分で結ばれた。 |
安全と誘客祈り勝どき アルペンルート部分開通 北アルプスを貫き大町市と富山県を結ぶ山岳観光ルート、立山黒部アルペンルートは10日、扇沢・黒部ダムから室堂までの長野県側が部分開通した。開通を祝い2年ぶりのオープンカーニバルが開かれ、今シーズンの安全とにぎわいを祈った。 武者軍団や約100人の盛り上げ隊、関係者ら約250人らが参加。同日は晴天に恵まれ、黒部ダム上では氷の上に雪をたたえたダム湖が立山連峰を背景に秘境の姿を見せた。 JR信濃大町駅やトロリーバス、黒部ダムなど各所で開通式が行われ、北アルプスを踏破した戦国武将の伝説になぞらえ、武者軍団が勝ちどきをあげた。 佐々成政には坂中正男大町商工会議所会頭がふんし、よろいかぶとの武者行列、公募の小百合姫、大町レディースふんする腰元が練り歩き、開通に花を添えた。 |
そば打ち技術学ぶ 小谷村 特産推進室が研修会 特産開発や集落支援など専門・戦略的に推進する小谷村の庁内組織・小谷村役場特産推進室(相澤保室長)はこのほど、新年度の活動に向けた研修会を開いた。村伝承の技をマスターした「小谷伝承人」養成の第一弾企画として、11日にそば打ちの講座開講を予定していることから、全員にそば打ち技術を身につけてもらおうと、相澤室長の指導でそば打ちを学んだ。 集落支援員ら新メンバーの中には、そば打ち初心者が多く、相澤室長が手順を追いながらわかりやすくていねいに指導した。少しでも技術を習得しようと、真剣な表情でそばを打っていた。 |
2012年4月11日(水)付