未成年飲酒防止よびかけ 大町 小売酒販組合がキャンペーン
 北安曇小売酒販組合(茨木政通理事長)などは12日、未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーンを大町市のJR信濃大町駅で実施した。ルールを守った健全な飲酒に向けて、通勤者や通学する学生たちに呼び掛け、啓発した。
酒販小売店や大町税務署、大町警察署、酒造組合、JRなどから12人が参加し、黄色いのぼり旗で運動をPR。声をかけながらポケットティッシュ1000個を配り、学生たちには成人するまではお酒を飲まないよう、大人には飲酒運転をしないように呼び掛けた。
安全で快適な交通社会や青少年の健全育成が問われる中、飲酒を原因とした事故や未成年者の非行などの解決が課題となっている。同組合は社会貢献の一環として、平成18年から県内一斉に未成年者飲酒防止に向けたキャンペーン活動に取り組んでいる。
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4月の一覧
米作りの様子描く 水土里ネットおおまち 市役所で子ども絵画展
 大町市の水土里ネットおおまち地域用水対策協議会(会長=牛越徹大町市長)は、「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展を大町市役所ロビーや2階東庁舎への渡り廊下で開いている。子どもたちが体験した米作りの様子を絵に込めた作品51点が並ぶ。展示は、ロビーでは13日まで、渡り廊下では27日まで。
ロビーには大町西小の旧5年生から応募のあった絵のうち、入選作品が並んでいる。田植えや稲刈りなど農業を体験した様子が元気なタッチで描かれている。
 未来を担う子どもたちにふるさとの素晴らしさと生活に欠かせない地域用水について見つめなおしてほしいと開いている。
夢の郷さくら祭り 池田町陸郷・夢農場 14日〜30日 イベント多彩
 池田町陸郷の観光農場・夢農場(水野龍二社長)で14日から、恒例の「夢の郷さくら祭り」が始まる。春色が広がる同農場で、音楽などさまざまなイベントを企画している。
 同農場周辺には、水野社長による植栽を含めヤマザクラなど40種4500本のサクラが点在。町を代表するサクラ名所のひとつとして定着している。夢の郷さくら祭りは14日から30日までを予定。ことしの開花は例年より1週間ほど遅いといい、祭り中盤の20日ごろ開花、24日ごろ満開になると見られる。
自転車の安全呼び掛け 大町署 池工をモデル校に指定
 大町署は9日、池田町の池田工業高校に自転車交通安全利用モデル校の指定書を伝達した。自転車による事故が全国で頻発するなか、利用者が多い学校で生徒の安全意識を高め、地域ぐるみの事故防止を図る。指定期間は4月1日から平成25年3月31日まで。
桐山修一交通課長が同校を訪れ、春原武彦校長に指定書を手渡した。指定に合わせて、入学したばかりの1年生110人を対象にした交通安全講話も開き、ライトの点灯や一時停止の徹底など、自転車の安全利用を呼び掛けた。
農村の食作法紹介 ひまわりの会農文協新入職員に 小谷村
 小谷村の女性有志でつくる「ひまわりの会」は11日、同村の農文協栂池センターで研修する新入職員に、村に伝わる伝統食料理を紹介した。地域の伝統食を掘り起し、次世代に継承する活動を続けている同会が、農と結びついた地域の生活情報発信に取り組む農文協と交流を深め、それぞれの組織の活動の充実をはかろうと、毎年実施している取り組み。
県農村文化協会常務理事の池田玲子さんを講師に、昔ながらの箱膳に女性たちが持ち寄った伝統食を盛り付け、農村の食作法を学んだ。
「小谷伝承人」を養成 特産推進室そば打ち講座
 小谷村の特産推進室(相澤保室長)が新年度から初めて取り入れる、村伝承の技をマスターした「小谷伝承人」養成の第一弾企画、「小谷流そば打ち人(そばうちびと)養成講座」が11日開講した。村内外に小谷村のそばを広くPRし、新たなそばの打ち手養成と、そばによる地域リーダーの育成で地域活性化につなげる取り組み。
 「目指すはみんながそばを打てる村」を合言葉に、選ばれた10人の受講者が、毎月1回全4回のコースでこだわりのそば打ち技術の習得に励んでいる。初回は村内のそば乾燥調整・製粉施設の「車屋」を見学し、中土観光交流センターやまつばきで初めてのそば打ちを体験した。

2012年4月13日(金)付