コンサート収益で桜並木を 白馬村 和田野の有志が植樹 白馬村の松川河川敷で15日、オオヤマザクラの苗木の植樹作業が行われた。和田野地区の有志らでつくる「片野坂栄子さんチャリティコンサートIN白馬」の主催で、音楽の持つ発信力を生かした環境保全活動の一環。 同組織は、白馬の各所に桜並木を作り、100年、200年先の未来に自然豊かな憩いの場づくりをめざし発足。国内外で活躍するソプラノ歌手、片野坂栄子さんのチャリティーコンサートを毎年白馬で開催、その収益で桜の苗木を植える活動を続けている。 和田野地区から始まった活動の輪は徐々に広がり、現在は松川河川敷の管理道路一帯の整備と、植樹を手がけている。本年度は新たにどんぐり地区の四ケ庄公園にも植樹した。 |
水仙 かれんな春の彩り 小谷土谷 1週間ほど遅れ開花 小谷村土谷地区の「土谷水仙街道」に植えられた水仙が、開花の時期を迎えた。ことしは記録的な豪雪で、寒さや雪の影響で例年より1週間ほど開花が遅れていた。寒さに耐え、かれんな花を咲かせた水仙が、道行く人たちの目を楽しませている。 同所の水仙は地域住民が自宅で咲いた球根を持ち寄り増やし続けている。花の少ない早春に春の彩りを添えようと、地域住民でつくる「土谷促進同盟会」が中心となり、数年前に地域住民が県・村と協力して維持管理と沿道美化に取り組む、アダプト(道路里親)協定を機に植栽が始まった。 |
住民同士楽しくふれあい 松川村細野区が交流会 松川村の細野区ふれあい会は17日、地区の住民がふれあう交流会を細野会館で開いた。住民やボランティア約50人が参加し、お茶を飲みながら民話の語りなどさまざまな出し物を楽しみ交流した。 |
災害時の相互応援協定 富山県立山町と大町市調印 大町市と、立山黒部アルペンルートで隣接する富山県立山町(舟橋貴之町長)は17日、災害時相互応援に関する協定に調印した。 協定は、両市町で地震や洪水などの大きな災害が発生した際に、相互に応援し応急対策や復旧に取り組む約束。救急・救助や消防、給水、被災者の受け入れや救援物資の調達など、幅広い分野で相互に支援することを明記した。 昨年冬に立山町からの呼び掛けで準備が進められ、アルペンルート開通に合わせて調印に及んだ。大町市が災害時の対応を結んだ協定としては20件目。市町村との人的支援を含む災害全般にわたる総合的な協定は、姉妹都市の東京都立川市、富山県氷見市に続き3自治体目となる。 |
大町市 台湾旅行関係者を歓迎 台北ー富山空港直通便 就航合わせ情報交換 大町市など立山黒部アルペンルート関係団体や富山・長野・岐阜各県でつくる海外観光客誘客推進協議会は、台北・富山空港直通便就航に合わせ、台湾の旅行会社や現地マスコミ関係者などを招き、日本の見どころを紹介している。17日、大町温泉郷ホテル山田屋で歓迎会が開かれ、地元の観光関係者と情報を交わした。 台湾の関係者は旅行会社の関係者や旅行雑誌記者、ブロガーなど20人。中華航空の直通便で16日に富山入りし、立山黒部アルペンルート全通に合わせて室堂の「雪の大谷」や黒部ダムなどを見学し、長野入りした。18日には松崎和紙を見学して出発し、諏訪・松本から岐阜方面に向かった。 |
上村選手五輪へ抱負 白馬村長に復活報告 白馬村出身のフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手(32)=北野建設スキー部=は17日、太田紘煕村長を表敬訪問した。1年間の休養を経て復活を遂げた昨シーズンを振り返り、オリンピックに向けての抱負を話した。 上村選手は16日から25日まで、同村八方尾根スキー場で全日本の合宿に臨んでいる。スキー部の横川朝治監督とともに村役場を訪れ、2014年ソチ五輪を視野に「体力と技術を高める気持ちを大切に、悔いが残らないよう2年間頑張りたい」と話した。 |
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2012年4月19日(木)付