近場で食品入手 JA大北おたり店 移動購買車が運行開始 小谷村のJA大北おたり店が運行している、移動購買車が本年度の運行を始めた。過疎高齢化が進む同村で、交通手段が乏しい高齢者ら「買い物弱者」が、身近な場所で安心して食品を入手できるよう、住民の食生活を守る事業。 冬の間、小回りの利く軽トラックで運行していたが、従来の大型マイクロバスに戻した。品数も豊かに取りそろえ、利用者のニーズに応えながら、村の集落をくまなく回っている。 移動購買車は、店舗と同じようにたくさんの商品の中から利用者が自ら商品を選ぶ、見る楽しみ、買い物する楽しさを提供している。買い物弱者のサポートのみならず、隣人や職員との会話を楽しむコミュニケーションの場としても、大いに機能しているようだ。 |
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「チャレンジ号」で適正診断 大町署 交通事故防止啓発に 大町署は18日、県警の交通安全体験車「チャレンジ号」を活用した運転適性体験を大町市旭町のザ・ビッグ信濃大町店駐車場で開いた。運転に必要な判断力や動体認知などの身体機能検査で、自信過剰など自身の運転特性を知る機会とした。 同体験車は4つの診断機能を搭載し、視覚機能や動体視力検査、身体的機能チェックなどが受けられる。検査結果から安全に車を操作できているかを確認し、高齢者はもとより、ハンドルを握る人たちの事故防止啓発活動としている。 |
貴重な「山岳史」後世に 大町の図書館資料館開館 市立大町山岳博物館創立60周年と長野県山岳協会50周年を記念して建設された、山岳博物館付属の山岳図書資料館が完成し、20日に開館記念式典が開かれた。日本屈指の貴重な山岳資料を後世に継ぐ。 資料館には、県山岳協会の寄贈資料5466点を含む1万6805点の山岳書や登山に関する資料が保存され、研究・教育など、山岳文化の継承普及に役立てられる。 |
2012年4月21日(土)付
新1年生18人歓迎 小谷小 迎える会で交流 小谷村の小谷小学校(三ツ井仁校長、児童143人)は18日、「1年生を迎える会」を開いた。入学して2週間余、ようやく学校生活に慣れてきた新1年生18人を全校で歓迎し、上級生が学校生活を楽しく送るための決まりごとを紹介して楽しく交流した。 |
資源回収し活動費用 白馬南小ジュニアスキークラブ 白馬村の白馬南小学校ジュニアスキークラブはこのほど、活動の一環として資源回収を行った。児童のスキー学習環境の充実支援のため、毎年実施している取り組み。学校やPTAの協力のもと、児童や保護者が軽トラックなどで村内全域を回り、アルミ缶やビン類を回収した。地域から多くの物資が寄せられた。 資源回収は日ごろの支援に対し、児童が地域に感謝をこめ、地域奉仕をするという明確な目標も掲げられている。児童は保護者とともに率先して回収に取り組み、懸命に分別作業を行っていた。 収益金はクラブ内のアルペン、クロス部の活動費に充てられる。同クラブアルペン部の保護者会長の利部誠さんは「スキーの盛んな村だからこそ、十分な環境を整えてやりたい。少しでも助けになれば」と話していた。 |
待ちかねた桜咲く 大北トップ池田町鵜山 池田町鵜山の鵜山桜並木保存会(矢口武人会長)は20日、大北地区のトップをきって、サクラの名所となっている鵜山桜並木の開花宣言をした。クラフトパーク(渋田見)のサクラも同日開花を宣言。咲き出した薄ピンク色の花と濃いピンク色のつぼみが木を彩り、大北にも春うららかな季節が到来した。 鵜山の桜並木は、昨年に比べて5日遅い開花宣言。同会によると、24日ころが最も見ごろになるとみられ、月末まで楽しめるという。会では県道から並木道への入り口に案内板を設置し、開花状況が分かるようにしている。 町内では、陸郷地区のサクラが21日に開花宣言を予定。クラフトパークでは、29日までちょうちんのライトアップが行われ、夜桜が楽しめる。 |