練習重ね上位独占 小谷少年剣道クラブ
 小谷村のおたり少年剣道クラブはこのほど、松本市の総合体育館で開かれた「第55回松本市市民体育大会春季剣道大会」で、小学生の部で優勝、中学男子の部と同女子の部(女子は大北剣道連盟に所属する大町や松川のメンバーとの混成チーム)でともに準優勝した。公式大会で上位成績を独占したのは初の快挙で、クラブ員や保護者らは喜びに沸いている。
 同大会はスポーツを日常生活に生かし、健全な心身を養い、地域の親ぼくを深めることを目的とする歴史ある大会。春季大会は4月から6月まで11種目のスポーツで競っている。剣道は小学生から一般まで、5部門で実施され、トーナメント方式の一本勝負で優勝を競った。
 小学生チームは39チーム、中学男子は33チーム、同女子は19チームが出場。男女とも積極的で伸び伸びした戦いを繰り広げ、優勝戦まで駒を進めた。
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4月の一覧
桜まつり 大町公園で点灯式 花見シーズン間もなく
 大町市内で花見の名所として知られる大町公園の「おおまち桜まつり」は20日、点灯式を行い、始まった。5月6日まで、毎晩ぼんぼりを点灯し、花見シーズンの公園を彩る。
点灯式は約20人の関係者が、花火の打ち上げに合わせてスイッチを点灯した。約150個のぼんぼりにいっせいに明かりがともった。
園内には約100本のソメイヨシノやオオヤマザクラが並ぶ。ことしは桜の開花が例年より遅めで、同公園では27日ころから咲き始め、大型連休に見ごろを迎えそうだ。
実行委員長の坂中正男大町商工会議所会頭は「早くきれいに桜が咲いて、多くの方に北アを背景に花見をしていただき、市内の活性化につながれば」と話した。
正しい駐輪と防犯 松川駅周辺で呼びかけ
 松川村の自転車放置防止連絡会と村観光協会は20日、JR信濃松川駅付近の駐輪場で、正しい駐輪場利用を呼びかけた。関係者が、登校、出勤で電車利用のために駐輪する学生や住民など、駐輪場利用者に正しい車駐輪方法や自転車に鍵をかける防犯の指導をした。
会員や協会員、村職員、大町署員、池田工業高校教諭、大北地区防犯協会が、登校する学生たちに啓発のティッシュやチラシを配りながら利用者全員が使いやすい駐輪方法を説明。自転車の鍵を2つつけて「ツーロック」することや白線内の決められた場所に駐輪することなどを伝えていた。
同駅周辺には3つの駐輪場があり、150台以上の自転車が利用しているという。連絡会では、昨年夏に自転車の防犯を注意喚起するプレートを設置したり、見回りをするなど対策を行っている。
ワカサギ卵放流 木崎湖漁協2億2000万粒
 木崎湖漁業協同組合(西澤武一組合長)は19日、同湖にワカサギの卵を放流した。卵を積み込んだボートで乗り出し、ふ化しやすいとされる浅瀬の砂地や岩場を探しながら丁寧に放っていった。
 卵の放流は例年の取り組み。ことしは北海道西網走漁協から取り寄せた2億2000万粒を放流した。肉眼で確認できないほど小さな卵粒が湖面に黄色く広がっていった。20日ほどでふ化し、1年から2年かけて10aほどの成魚になる。
 木崎湖は、天敵であるブラックバスの駆除も進み、ワカサギ釣りのメッカとして近年注目されている。魚影も濃く秋から冬にかけての最盛期には1日で1・5`を釣る人もいるという。
旬の食材学び味わう 大町 信濃路の郷土の料理講座
 大町市平公民館(郷津任史館長)の「信濃路の郷土の料理講座」は19日、14人の受講者で開講した。地元の食材を使った料理を学び味わい、故郷の素晴らしさを実感しながら食についての知識を高める。
8月までの全5回開く講座は、郷土料理研究家で食育インストラクターの長嶌勇次さんの手ほどきで、春から夏にかけて旬の食材を用いて地域ならではの料理を実習する。

2012年4月22日(日)付