五輪控えノウハウ学ぶ 白馬村 韓国平昌の旌善郡議会が視察
 2018年韓国平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控え、競技会場のひとつ旌善(チョンソン)郡の郡議会が25日、白馬村を視察した。村や村議会との懇談、競技施設の見学などを通じて、同じアジアの五輪開催先進地から、競技場整備や冬季観光のノウハウを学んだ。
視察団は議員7人と議会事務局の職員4人。23日に来日し、長野市の競技施設や立山黒部アルペンルートなど県内をまわった。村内では村職員の案内で、ジャンプ競技場や白馬八方尾根スキー場を見学した。
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4月の一覧
ジャガイモ植え体験 松川南保の年長園児
 松川村の松川南保育園(松島幸子園長)の年長園児37人は24日、園近くの食育用畑で、ジャガイモ植えを体験した。ジャガイモの正しい植え方や育ち方を学びながら、夏に迎える収穫を楽しみに、種いもを植えた。
春の暖かな陽気のなか、子どもたちは腕まくりをして、約30bほどのうね3つに「きたあかり」の種いも350個を植えた。営農支援センターや村農業委員会、YM直売所会員らの指導で、子どもたちはジャガイモがしっかり育つよう、等間隔に種いもを置いて丁寧に土をかけ、「収穫が楽しみ」と笑顔を見せていた。
26日には、北保育園園児がジャガイモ植えを体験した。7月中旬ころ収穫する予定で、両園の畑では、これから枝豆やトマトなども定植していく。
村議お年寄りと交流 せせらぎ訪問 介護の現場知る 小谷

 小谷村の村会議員はこのほど、福祉センターせせらぎを訪問し、デイサービス利用者のお年寄りたちと交流した。「少子高齢化が進む村の安全・安心な地域づくりのために介護現場を知ることが必要」と、初めて企画。利用者のお年寄りの話し相手をしながら、生の声を聞いた。
小谷に「ようやく春」 姫川温泉で桜見ごろ
 大北地域で一番北に位置する小谷村の、姫川温泉で桜が見ごろとなった。ことしは豪雪と低温で開花が遅れたため、地域住民は「ようやく春が来た」と喜んでいる。
 同地区の桜は、昭和32年に姫川上流の源泉を引湯して開湯した際、当時の温泉組合有志が植樹したのが始まり。今では小谷村で一番早く桜が咲く地として、毎年多くの人が訪れる名所となっている。
 開花したのは温泉街入り口にある「姫岩薬師堂」に植えられたソメイヨシノと、近くの個人宅の河津桜。温泉の源泉が薬師堂にあり、側溝には温泉が常に流れていることから、その地熱が桜の開花をうながしていると思われる。桜は立ち上る温泉の湯気に誘われるように、次々と花を開き始めている。周辺の桜の花も開いており、近日中には満開を迎えそうだ。
明治のしつらえ$Gれる 5月7日まで
大町の麻倉 陶磁器など130点余展示

 大町市堀六日町の麻倉2階で5月7日まで、「明治のしつらえ展」が開かれている。麻倉ノスタルジアフェア実行委員会(廣川伊知朗委員長)が、麻倉に保管されていた200年近く前の天保時代から明治時代の、輪島塗の漆器や九谷焼、伊万里焼などの陶磁器、螺鈿(らでん)大卓など、130点を超える作品を展示している。
 約300人を集めて好評だった第1回しつらえ展に続いて開催するもので、展示品はスギやヒノキの箱に、和紙にくるまれて保管され、大変保存状態が良く、深い光沢を放っている。
 廣川さんは、「麻倉で明治の雰囲気に触れてほしい。特に高校生以下は無料なので、ぜひ地元の若い人たちに見てもらいたい」と、呼びかけている。
達人の技 伝承活動推進 小谷村 集落支援員ぼろ織り学ぶ

 小谷村特産推進室の集落支援員は、地域を知り山村の暮らしを学ぶことで、内外に多様な交流を促進させようと、村に伝わるぼろ織りやわら細工の伝承技術習得に励んでいる。村伝承の技をマスターした「小谷伝承人」養成の第2、3段企画のスタートを前に、自らも村の達人から教えを乞い、積極的な伝承活動を進めて地域の誇りを再認識し、産業の創出と情報発信につなげたい考えだ。

2012年4月27日(金)付