ミズバショウ群生見ごろ 白馬村の落倉自然園

 白馬村の落倉自然園で、園内のミズバショウの群生が見ごろを迎えている。湿原の雪どけ水の豊かな清流の中にかれんな花を咲かせ、新たな自然の彩りを添えている。
 同園は白馬村の最北西部に位置する標高800b一帯の凹状地の湿地にあり、集落の道路沿いに群生地が広がっている。気軽に花を見ることのできる人気スポットとして、毎年多くの観光客が訪れてにぎわう。
雇用と生活再建に団結 大北地区中央メーデ
 労働者の祭典・メーデーに合わせて、28日、第83回大北地区中央メーデー(実行委員=連合長野大北地域協議会、大北地区労働組合会議)が大町市のサン・アルプス大町で開かれた。労働者の団結で東日本大震災被災地を支援し、絆を深めながら「雇用と生活の再建」、格差社会の是正などを掲げた。
 メーンスローガンを「働く者の連帯で、『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」、特別スローガンを「団結の力で復興支援!」とした。参加した市町村職員や地元企業社員など約100人がメーデー宣言や「がんばろう」コールで団結した。
大型連休登山安全に 署と遭対協登山相談所

 大町署と北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は、28日から30日と、5月3日から5日までの日程で、大町、白馬、小谷内の7か所の登山口などに春山登山相談所を開設している。遭対協の会員が相談員となって期間中数名常駐。ゴールデンウイーク中に北アルプス連峰に入山する登山者に、登山計画書の提出を求めるとともに、春山登山について天候や積雪状況などの情報提供を行い、安全な登山を呼びかけている。
「首都圏から増」期待 扇沢〜新宿直通バス運行
 立山黒部アルペンルート長野県側玄関口の扇沢駅と新宿間で28日から、直通バスの運行が始まった。地元関係者たちは、兼ねてからの要望の実現に、首都圏からの入り込み増加に期待を寄せている。
 扇沢〜新宿間直通バスは、中央高速バス「新宿〜安曇野・白馬線」に、扇沢系統として新設したもので、アルピコ交通鰍ニ京王電鉄バスグループ・京王バス東鰍フ共同により、同ルート営業期間中の11月30日まで連日、運行する。扇沢発、新宿発ともに1便で、36人乗り大型バス1台が往復する形だ。JR信濃大町駅や大町温泉郷入り口も停留所となっている。扇沢〜新宿間の乗車料金は片道で4700円。
 アルピコ交通鰍ノよると需要に応じて増便を検討していくとしている。
最多19人 企業で研修 デュアルシステム発足式

 池田町の池田工業高校(春原武彦校長)で26日、生徒が地元企業で研修する「池工版デュアルシステム」の発足式が行われた。これまでで最も多い、19人の3年生生徒が実習に参加を希望。年間を通して町内などの8事業所でものづくりの技術や仕事のやりがいを学ぶ。
 池工版デュアルシステムは平成18年から、キャリア教育の一環で行っている取り組み。さまざまな職種で実践的に技術を身につけ、生徒の技術向上や社会的職業能力向上、コミュニケーション能力の向上などを図っている。
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2012年4月29日(日)付