木流川テーマに学習 白馬北小2年が発表会

 白馬村の白馬北小学校2年生は本年度、地域に関わるテーマを素材に、生活科の授業を展開。同校の近くを流れる自然豊かな木流川を学習教材に選んだ。木流川は昔から地域の生活に重要な水路として利用され、豊かな自然がふんだんに残されている。児童は同川の保全活動を行っている「木流川と親しむ会」のメンバーの協力を得ながら、現地学習を中心に学びを深めてきた。このほど学習成果の発表会を実施した。
新たなスタートへ巣立ち 大北トップきり白馬高校卒業式
白馬村の白馬高校(米窪伸一郎校長)は1日、大北地域の公立高校のトップを切って卒業式を開いた。卒業生60人(男子28人、女子32人)が3年間の思い出を振り返り、新たなスタートラインに向けて学びやを巣立った。
卒業生を代表し、勝野楓太さんは「3年間はあっという間だったが、かけがえのない思い出をつくれた。母校を誇りに、それぞれの道でがんばりたい」と抱負を述べた。
米窪校長は「前途には厳しい困難があるが、白馬高で培った豊かな経験と、雄大な自然に育まれた強健なからだで乗り越えてほしい。」とエールを送った。
 卒業生は保護者や在校生、教職員、地域住民らが見守るなか、学校生活での成果を証明する卒業証書を受け取った。記念品として、平成23年度卒業生が勤める木工所に依頼して制作した演台を学校に贈った。
シカ肉ハンバーグ味わう 大町 美麻小中ジビエ給食2回目
 大町市の美麻小中学校でこのほど、シカ肉を使ったジビエ給食が実施された。昨年12月に行われたジビエカレー給食に続き2回目。この日は、ミンチ肉を用いて、食べやすいように豚肉を加え、臭みをほとんど感じないボリュームもたっぷりのハンバーグに加工。子どもたちは「すごくおいしい」と口いっぱいにほおばっていた。
 地元猟友会の慰霊祭に出席した山浦和彦校長に、美麻ジビエ振興会(種山博茂会長)が、シカ肉を給食で使えないかと持ちかけたことがきっかけ。前回の実施後に、美麻診療所の牧澄子看護師による、事後学習が行われ、ジビエは栄養が豊富なことや、狩猟文化が受け継がれているヨーロッパでは貴族などが食べる高級料理であること、日本でもかつてはよく食べられていたことなどを学んだ。
新一年生が一日入学 池田、松川で在校生と交流
 池田町、松川村の各小学校で、4月に1年生になる未就学児を対象にした来入児一日入学が順次実施されている。池田小学校では2月25日、北保育園の年長児38人が訪れ1年生と交流した。
中村豊校長が「(みんなが)小学校に来るのを楽しみに待っています。友だちと仲良く過ごしてください」と園児に語りかけ、1年生が校歌を合唱した。
グループごとに学校生活の発表を行い、文字の書き方や足し算引き算、鍵盤ハーモニカの演奏、ぶんぶんごま、けん玉、縄跳びなどを披露した。園児らは、1年生が披露する知識や技に拍手を送り、熱心に見入っていた。
池田「晴れるや市」開催
 アップルランド池田店の閉店を受け、池田町商工会が準備を進めてきた生鮮食品や日用品など扱う「晴れるや市」が1日、2丁目のスペースゼロで始まった。販売開始の午前10時前から多くの買い物客であふれ、まちなかの新たな買い物の場としての期待感が高まっていた=写真。晴れるや市は毎週金曜日午前10時から正午まで開催される。
 買い物客たちは、会場内の各種販売ブースやスペースゼロ駐車場に並んだ移動販売車を巡り、希望の品を次々と購入していった。自転車で来店した70代女性は「アップルランドがなくなって困っていたが、このような市の開催ありがたい。品ぞろえも充実していますね」と話していた。
直接指導で一流の技体感 松川 グランセローズ野球教室
 県民球団・信濃グランセローズ(岡本哲司監督)による野球教室が27日、松川村川西のスポーティープラザで開かれた。小学生軟式野球チーム・村少年野球愛好会の球児約20人が参加、岡本監督と田中幸雄ピッチングコーチの直接指導に目を輝かせながら一流の技術を体感した。
 球児たちは、岡本監督らのアドバイスを吸収しようと、真剣な表情で教室に臨んだ。水泳のクロールのイメージで腕を振ることや、目から近い位置を通過させるとコントロールがつきやすいなど投球ポイントなど教わった。
 同教室は、信濃グランセローズの地域貢献・青少年育成事業の一環で開催した。
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3月の一覧

2013年3月2日(土)付